おすすめの本のカテゴリーを作ってますが、
個人的趣味のファンタージー小説ばかり載せております。
第二次世界大戦やら中国関係やら、雑多に読み散らかしているのですが、
ファンタジーを読むと心洗われます。異世界にいる感じが好きなんですね。
前から気になりつつ、図書館で探せずにいた本。『毒見師イレーナ』想像以上に面白かったです。
単行本ではなく文庫です。シリーズになっているので続きも読もうと思います。
日本ではこのイレーナシリーズしか翻訳されたいないのが残念。
最近知った日本のファンタジー作家篠原悠希さん。
「天涯の果て 波濤の彼方をゆく翼」で2013年第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞して、同作を改題・改稿した『天涯の楽土』で小説家デビューしたそうです。
弥生時代後期、紀元前一世紀の日本。
久慈島(くじのしま)と呼ばれていた九州の、
北部の里で平和に暮らしていた少年隼人は、
他邦の急襲により里を燃やされ、
家族と引き離される。
奴隷にされた彼は、敵方の戦奴の少年で、
鬼のように強い剣の腕を持つ鷹士に命を救われる。
次第に距離を縮める中、
久慈の十二神宝を巡る諸邦の争いに巻き込まれ、
島の平和を取り戻すため、
彼らは失われた神宝の探索へ……。
運命の2人の、壮大な和製古代ファンタジー!
こちらは中東を舞台にした話。これも良くできた話でした。
他にもシリーズ物があるようですので、順次読もうと思います。
秋の夜長のお楽しみ。
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