13年ぶりにノアスが山谷に帰ってきた。気が付けば、もうそんなになるかと思う。13年前、シンガポールに行く彼を成田まで見送ったことを思い出す。その時と何ら変ることのない姿で彼は山谷に帰ってきた。少し白髪は出てきたが、愛らしい笑顔はそのままだった。
彼が山谷に帰ってきたことを自分はとても喜んでいる。仕事の面でもいろいろと自分たちの話しを受け容れてくれるだろう。おじさんたちのためにも、そうあれることを望んでいる。
またベンガル語で話せることは嬉しい。少し教わろうと思っている。ベンガル語も使わなければ、すぐに忘れてしまう。
忘れてはまた勉強して、その繰り返しで、なかなか上達はしないが何よりも諦めないことで、どうにかカルカッタでも生活できるようになったのだろう。
それでも、言葉に頼らず、言葉だけが前に出ず、心から現れる愛ある態度で、またカルカッタに行くことがあれば仕事をしたいと、そんなことを彼との再会をきっかけに思ったりもしている。
{つづく}
話は変わるが、さっき天気雨が降った。キツネの嫁入り?どこどこと見渡したりして笑った。七夕にキツネの嫁入りがあるのは、なんか夢があったりしていい。縁起がいいような気がする。
こんな夏の空がアサダとの別れを思い出させる。今度の日曜はみんなで墓参りをする。近づいてくるアサダの命日に、今年は何を感じるのだろう。
何をアサダと話そう。
夏の青空がそのステージのように自分たちを迎える。
彼が山谷に帰ってきたことを自分はとても喜んでいる。仕事の面でもいろいろと自分たちの話しを受け容れてくれるだろう。おじさんたちのためにも、そうあれることを望んでいる。
またベンガル語で話せることは嬉しい。少し教わろうと思っている。ベンガル語も使わなければ、すぐに忘れてしまう。
忘れてはまた勉強して、その繰り返しで、なかなか上達はしないが何よりも諦めないことで、どうにかカルカッタでも生活できるようになったのだろう。
それでも、言葉に頼らず、言葉だけが前に出ず、心から現れる愛ある態度で、またカルカッタに行くことがあれば仕事をしたいと、そんなことを彼との再会をきっかけに思ったりもしている。
{つづく}
話は変わるが、さっき天気雨が降った。キツネの嫁入り?どこどこと見渡したりして笑った。七夕にキツネの嫁入りがあるのは、なんか夢があったりしていい。縁起がいいような気がする。
こんな夏の空がアサダとの別れを思い出させる。今度の日曜はみんなで墓参りをする。近づいてくるアサダの命日に、今年は何を感じるのだろう。
何をアサダと話そう。
夏の青空がそのステージのように自分たちを迎える。
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