土曜日に山谷で広瀬さんがこんなことを言っていた。
「マザーの書簡集、アマゾンに出ててさ。値段が9800円だったよ」
「えっ、そうなんですか。自分が探した時にはなかったですが・・・」
「いや~、どうしようかなと思ったんだけど、やっぱり元の値段が800円なのにね・・・。そうそう、この前シスター{MC}のところにも行ったけど、書簡集はなかったよ」
「じゃ、片柳君に電話してみては?」
「それはね・・・」と言って笑う。
「トーマス{韓国人のMCブラザー}が読み終わったら貸してもらうよ」
「そうですか、素晴らしい本ですからね。良いですよ」
トーマスは辞書を片手に日本語のマザーの書簡集を読んでいる。
そして、以前自分に会うと、ニコニコしながら、「あの素晴らしい!」と言っていた。
あらゆるマザーの本のなかでマザーの書簡集はほんとうに素晴らしい。
それはすべてマザーの言葉、手紙、思いであるからである。
それも彼女の迷い苦悩、弱さ、強さ、喜び、真意、真理、神との対話など、ありありを生の声で描かれたものである。
こんなに素晴らしい本をドン・ボスコは増刷しないのは不思議なくらいである。
まして、その本でお金儲けをしようとしている人がいることは悲しいことでもある。
これからMCの列聖会から出される本が版権取得の問題などが少なく、安全かつ良い翻訳の形で出版されることを切に祈るのみである。
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