海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

仏像を見る時の光

2024-01-21 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

 

 

 

 

ロウソクは、中国の唐の時代に日本に入ってきたらしいが、仏像を見る時の光は自然光かロウソクの光が一番良い。近所の等覚院は、それが分かっているようでとても良い。

美術館などの展示では最近の照明はLEDに変わったが、ライティングの上手な美術館もあれば、その逆もある。立体物のライティングは、影をつけるのが大事だが、それが分かってない美術館も多い。

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岡山駅からひかり512号で新横浜へ

2024-01-19 | 写真日記

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正月明けに地方から川崎へ戻る時に今回も新幹線を使った。1月2日の羽田空港での事故の影響で羽田は封鎖状態で、新幹線も激混みで新幹線のぞみは全席指定。という事で、岡山発のひかり512号自由席で新横浜まで。本来なら関西付近で途中下車するのだが、仕事上のトラブルと日本を出国する人と会わなけれならないので今回は見送ったのだ。新幹線の"ひかり"と"のぞみ"では、岡山から都内まで約1時間の差があるが、私がいつも"ひかり"を積極的に利用するのは、時間がかかっても席が相当空いているからだ。でも、今回は羽田事故の影響と連休の影響もあり、ひかりも新大阪から相当混み始めた。

新幹線乗車中に、GFX50SII+Color-skopar28mm f2.8を窓際に置き窓から見える風景を撮影。途中、京都を過ぎて睡魔に襲われやめたが再び新横浜まで撮影。新幹線の車窓から見える日本の風景を撮りながら、今見ている風景も今度同じ風景を見る事が出来るのかどうかは、日本は災害の多い国なのでわからない。今回は、もしかしたら富士山が撮れるかもと思って陸側の席に座ったが、富士山付近では日没で雲が多過ぎて不発。こんな風景を撮るなら新幹線より速度の遅いローカル線がピッタリかもね。

☆小田原のJR根府川駅は、江之浦測候所の最寄駅で2021年の夏に行った。この駅は、関東大震災で駅舎と蒸気機関車を含め土石流で流され多くの命が失われた駅→コレとWikiのコレ

☆1995の1月17日に阪神淡路大地震が起きた時に、私はタイで取材中だった。当日の朝に日系の建築会社に取材で行くと、日本で大きな地震があったと社長から言われたが場所は不明だった。当時は海外との連絡の手段が全て繋がらず情報無し。その時に私が思った事は、震源地は東京だと勝手に思った。その日の午後に、タイからシンガポール経由でマレーシアのジョホールバルへ移動。その日の夜に、震源が大阪付近と分かったが、これはネットが無い時代の話。その後帰国し、10日ほど東京に滞在し上海へ取材に行った。これが、人生の分岐点に。

☆トップの画像は、あえて電子シャッターを。歪みも面白い。GFX50SII +Color-Skopar28mm f2.8.

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高知から高松へ向いうどんを食ってから岡山へ

2024-01-17 | 写真日記

釜たまとゲソ天ぷら

 

高松駅めりけんや

 

高松のことでん運転席

 

高松駅前の青鬼の後ろ姿を見ると二人の元女性アシスタントを思い出す

 

高知から高松で途中下車し、うどんを食ってから岡山駅へ。高松で好きなうどん屋があるのだが、駅から遠く外にまで並ぶのがイヤなので、高松駅前の「めりけんや」へ。ここは並ぶ人も少なくうどんも美味しく、高松駅から店舗が見えるお勧めうどん屋だ。店内で並んでいると、かけうどんをオーダーする人が多いが、必ず天ぷらなどのトッピングをする人がほとんど。もし私がうどん県市民だったら、昼飯はうどんですませるような生活が染み付くだろうなと思うのは、安くて旨すぎるからだ。うどん県の住民の糖尿病患者関連死亡率全国2位なのは、何となく理解出来る。1位が徳島なのは、徳島ラーメンの味の濃さとライスをオーダーするのが定番だからだと思うが、他府県でもラーメンライスは定番。それ+餃子も一緒に食っている人も多い。これは中国人が見てびっくりした事の一つ。つまり、中国では全部が主食だからだ。ただ、日本の餃子は皮が薄く焼き餃子なので、私はラーメン+飯を食うより、ラーメン+餃子はアリだと思う。実は、私は中国の皮の厚い水餃子は好きではない。中国で餃子が主食の地域では、前日に残った餃子は焼いて食べるので、焼き餃子は残り物のイメージがある。一部の中国人も日本の焼き餃子の隠れファンは多いのだが、今後時代が変われば日本の皮の薄い焼き餃子の中国人(若い人)ファンも増えるだろうな。

☆日本のTVを観ていると、食レポ番組が異常に多い。それを観ていると、口に入れた瞬間に"美味しい"と言うバカな食レポのタレントやアナウンサーが多すぎる。それと、何でも"やわらかーい"を連発するバカな食レポの多い事。そんな奴って豆腐の食レポで、つい口癖で「やわらかーい」と言うのを期待してTVを観ている私がいるが、生放送だとあるかもね。そんな事を思いながら"じゅん散歩"を観ていると、F1ドライバーのジャンアレジの奥さん後藤久美子が出ていた。彼女が何を食ったか忘れたが、口に入れしばらく味わい飲み込んでから感想を。正しいよね、コレって。

☆以前も少し書いたが、日本の和牛は世界最高で美味いと言われているようだが、それはどうか私にはわからん。そして、日本中に何とか和牛というブランドが沢山あるが、私にはその差が分からない。食のプロは、その違いが食ったらわかるのかなぁ、といつも思っている。和牛の金賞を受賞基準が、どんな基準なのか知らないが、私は脂身の多過ぎるA5和牛より普通の赤身の肉が好きだな。

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ル・ギャルソンシノア高知

2024-01-15 | 写真日記

高知のLe Garçon Chinois(ル・ギャルソンシノア)

 

高知に行くと必ず行く店が高知の菜園場近くの「ル・ギャルソンシノア」だ。上海のル・ギャルソンシノアでは、長年とてもお世話になった店で、現地の日本人や欧米人や作家などにも人気の店だったが、今はオーナーの宮中隆が同じ名前で高知で営業中。この日はフィリピン人とケニア人女性二人組と地元の若いネーチャン二人、そして地元のカメラマンと私。店内で英語と日本語が飛び交っていたのは、上海時代の「ル・ギャルソンシノア」と雰囲気が同じで、国籍や人種や年齢に関係なく面白い人達が集まるのは、店のオーナー宮中隆のマインドセンスと心意気だ。人は、人に集まるからね。

この地元出身の女性一人のトーチャンとカーチャンが元ヤンで、両親の馴れ初めを教えてくれた。そして、自分も元ヤンだったそうだ。聞くと今は地元ではなく、私が昨年まで住んでいた家から近い場所に住んでいるそうだ。こんな風に、初めて会った人にもストレートに話が出来る場が、ル・ギャルソンシノアだ。この日付が変わる頃に、私達老人組二人は店を出た。

☆高知市内を中心に昼は歩いたが、外国人観光客の姿をほとんど見なかった。日本人観光客もほとんど見なかったが、はりまや橋交差点でバルナックタイプのライカを持ってスナップしていた人が一人いたが、軽快なライカの使いこなしを見ていると、相当のライカ使いと見た。相手も視界の中に私を意識していたようだが、お互いに邪魔をせず彼は反対側の交差点へ。

 

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高知の丸吉食堂で飯を

2024-01-13 | 写真日記

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全国でも絶滅危惧種になっている、昭和が漂う大衆食堂が高知にある。名前は、ひろめ市場近くの「まるよし食堂」で、店の中は甲子園関係のペナントなどが壁を埋めている。聞くと、客が勝手に置いていくのだそうだ。この昭和の雰囲気を味わいたく店に入ると、スーツを着た人たち10数人が新年会をやっていた。その他は、一人客や家族連れなど、ほとんどが近所に住んでいる人達。

前世紀には東京の勝鬨橋近くにも大きな大衆食堂があり、タクシードライバーの溜まり場だったので何度か私も行った事があるが、さすがにもう無くなっている。今思えば撮っておけばと思うが、すでに遅し。また、岡山駅前のアーケード街にも一軒似たような店があるので、正月に前を通ったら正月休み。ただ、このアーケード街付近は再開発するらしいので、次回に行けたとしても店はないだろうな。

コロナ前に行った、小倉の旦過市場も2度の火災で消失し、さらにその近くの呑み屋街も火災で一部が消えた。今度行ったらもっと撮ろうなんてなんて思わず、撮れる時に撮る事が大事。

☆コロナ前に旅した石川も地震で一部が消滅。慣れない日本の地方へ向かう時、いつも頭をよぎるのが地震が起きたらどうするかだ。まぁ、でもこれも運に任せるしかないけどね。

 

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