海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

Elmar50mm f2.8とGFX50SII

2024-08-26 | GFX+オールドレンズ

Elmar 50mm f2.8

 

 

Elmar 50mm f2.8+GFX50SII 開放画像

 

 

f2.8 GFX50SII 44x33

 

 

f4 GFX50SII 44x33

 

 

f5.6 GFX50SII 44x33

 

 

f8 GFX50SII 44x33

 

Elmar 50mm f2.8をGFXの44x33センサーで使うと周辺光量落ちがあるが、f4半くらいまでなら補正可能。それ以上絞ると完全にケラレている事がわかる。これは、このレンズの絞りの位置と鏡胴の細さが影響している。ただ、私はGFXを使う時は1x1と65x24がスタンダードフォーマットなので問題ない。このレンズは旧型のf3.5より半絞り明るくなったが、当時はズミクロンの人気が高すぎて影に隠れてしまった存在。現在もエルマー50mm f2.8は、ライカレンズの中でもイマイチ人気がないのは線の描写がやや太めだからかも知れないな。ただ、中間調からシャドウ部にかけての描写は素晴らしいものがある。同じ焦点距離のシャープ過ぎるズミクロン50mmより、私はこのエルマー50mmの描写の方が好き。

☆LeicaのM型を使っているならMマウントしか選択肢がないが、他社製のボディを使っている人はLeicaのR用ズミクロン50mmを使った方が性能は良いと思う。そして、R用のズミクロン50mm(後期型)はGFXで使ってもケラレが発生しないのだが、R用のズミクロンって意外と人気がない。私もこのレンズを一本持っているが、あまりにもシャープで優秀過ぎるので出番がほとんどない状態。

 


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