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海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

夜上海 外灘で

2015-12-05 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

夜の上海を撮影していた頃は、ずっとCanon 5DⅡを使っていた。当然三脚にカメラを付けてライブビューでピントを合わせ、レリーズでシャッターを切るのでミラーが有りながらミラーレス状態で使ってきた。それでミラーブレとピントは問題ないのだが、もう一つ大事な事があり、カメラ位置から10数メートル以内を車が通るとカメラブレしてしまう事。これは、上海の街が沼地に建てられた街なので相当地盤が弱い証拠。

最近はカメラの高画素化が進んでいるようだが、一番注意しないといけない事はカメラブレとピントの精度問題。将来もっと液晶の技術が上がればミラー付の一眼レフは、スポーツやマスコミ報道用で、それ以外はミラーレスが主流になるのかも知れない。最初の35mmカメラはライカだったが、カメラはミラー無しカメラで始まり、その後一眼レフが主流になり、そしてまたミラー無しが主流になる予感。

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今はこんな時代

2015-12-04 | 写真日記

ある中国人作家の絵 名前は忘れた

この絵は6年以上前に上海アートフェアーで見た絵なのだが、作家の名前は忘れてしまった。別にこの絵が欲しかったという訳ではないが、しばらく立ち止まってこの作家の絵を数点見た記憶がある。この絵の中の人達の年齢と顔を見ると、どう考えても文革を経験している人達でもあり、本当の貧しさを知っているとしか思えない人達に見えた。上海は地方より洗練されているが、今でも工場が多い地方などに行くと、これとそっくりな光景を良く見る。

☆私が上海で作品撮影を始めたのが1996年だが、その頃の上海はまだ貧しく、マクドナルドに入ると子供にはマックのハンバーガーを食べさせていたが、親は食べていなかった風景を思い出す。マックの値段は当時とさほど変わらないと思うが、当時は高価な食べ物だった事は間違いない。

それにしても、この絵のパースは広角レンズのパースペクティブと良く似ている。

 

 

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ありそうでない小籠包屋 上海

2015-12-03 | 写真日記

 

8元(約150円)

12元(約290円)

 

上海の街を歩いて、ありそうでないのが小籠包屋。私が住んでいる新華路付近にも小籠包屋は一件しかなく、時々行く店の小籠包がコレ。八個入りで8元(約150円)と安くて普通に美味しい。オーダーすると5秒以内に運ばれてくるファーストフードのような物。そして、一緒に頼むのが上の画像のビーフン湯。中身はビーフンと砂肝のスライスと腸とプリン状に固まった鴨の血など。ほとんどの客がこの二点セットをオーダーする。店は客の回転が早くたえずお客が出たり入ったりで客が途絶える事はない。早い安い美味いと三拍子揃っているのだが、欠点は女将がスマホで電話している時に当たると狭い店内に大声が響き渡る。その声の大きさは、100m離れても会話の内容がはっきりと聞こえてくるくらい。

上海では大昔から豫園商城の中の「南翔饅頭店」の小籠包が有名で嘉定の本店にも行った事があるが、一時間以上並んで食べる物というほどの物ではない。私はやっぱり値段は高いが「鼎泰豊」の小籠包の方が好き。

Rokkor50mm f1.4 α7Ⅱ

 

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新華路にある中国ラーメン屋

2015-12-02 | 写真日記

スープが薄味で日本人好み

 

最近私が住んでいる新華路付近に、麺専門店が三件立て続けに出来た。当然麺好きの私は各店を周り味比べ。スターバックスの並びに出来た店は台湾の牛筋系ラーメンなので味は濃く、値段は35元(約670円)と高い。もう二件は、新華路沿いに並んで店舗を出し競い合っているのだが、一件は中国人好みの麺が軟らかいので私は好きになれない。そして、残った一件の麺屋は上の画像のようにスープは薄い色で麺の硬さも普通なので私好みなのと、16元(約310円)と普通の値段。という事で最近は4日に一度はこの店に通っている。元々この店は葱油麺が売りのようなので一度食べてみたがこれもいける。店のおばちゃんも日本好きの人なので、私が行くとカタコトの日本語で話しかけてくれる。

最近開店した3件のラーメン屋は、どの店も四人掛けのテーブルが6つくらい並んでいる小さな店ばかり。メニューには麺しか無いので客の回転も早く小さな店なので人件費も少なくて済むので、毎年上がる家賃と人件費の事を考えるとある意味理想的な店舗形態かもしれない。客はほとんどが一人客なのでカウンター形式にする方が良いと思うのだが、中国人がまだカウンターに慣れてないので今はまだ無理なのかもしれないがカウンター方式は今後は増えるだろう。

最近はタクシーに乗ると車内のモニターに「一人食」というタイトルで、一人分の飯を自分で楽しみながら作って食べるという映像が流れているように、一人で食事をするスタイルは増えていくと思う。日本のドラマの「孤独のグルメ」や「深夜食堂」は、中国の都会の若者へ与えた影響は大きい。

☆Summilux-R 50mm f1.4+VM-E Close Focus Adapter +α7Ⅱ 古いレンズをすべてMマウントアダプターに交換したので、フジとソニーのミラーレスを併用してもマウント変換で悩み事はなく相当ストレスが減った。そして、VM-E Close Focus Adapterのおかげで、気兼ね無く接写できるのはありがたい。

 

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