成田から高知へオレンジ色の飛行機で
ホテルの窓から外を見ると人が歩いてない
飛び込んだ店から見える風景
菜園場付近を歩いて目的の店へ
6日に成田から高知へ。高知空港へ到着したが雨で外は寒い。Tシャツ一枚で行ってしまった私が悪いのだが、あまりにも寒いのでホテルから近いひろめ市場付近の昼呑み出来る店に飛び込んでしまった。酒は地元の土佐鶴の熱燗で、つまみは何年も食ってなかったクジラ料理。ひとりカウンターで呑んでいると、20人ほどの中国人団体客(おそらく香港人)が、旗を先頭に二階の宴会席へ。
本来なら路面電車が走る街の風景を撮りながら7時に待ち合わせした店に向かう予定で撮影ポイントも決めていたが、ここで風邪をひくのだけは避けたいからね。このひろめ市場付近から菜園場の隆の店までは約15分ほどで、少し遠回りをしながら街を歩いたが、人がほとんど歩いてない。県庁所在地にしては、ちょっと寂しい。
この日は、ブログで知り合った写真家と初めて会うのも目的のひとつ。店のオーナーとその母は上海組なので旧知の仲。そして、以前一緒に呑んだアート関係者と初めて会った写真家の5人でワインを。全員海外を知っている人達なので、会話が途切れる事はない。
☆高知は豊な自然が多く海あり山あり川も素晴らしく、食材にも恵まれている。でも、それらのPRが下手。世界中の本当の金持ちの休暇の過ごし方は、自然に囲まれた中で静かにゆっくり過ごしたい人が多く、そういう人達は宿代が高額でも1週間以上過ごす人が多い(特に欧米人)。日本人のお節介に等しいサービスも無用で、そっとしておいてほしい人が多く、それが彼らにとっての本当のサービスだと思う。
以前関わった桂林の山奥にある古民家を改装した宿は、もうすでに予約が取れないほど欧米人に人気の宿になっている。この宿は、あえて部屋の中ではwi-fiは繋がらないようにしていて、ネットが必要であればみんなが集まるカフェに行くしかない。周囲に飯屋はないほど田舎だが、毎日飽きさせない料理を提供できるシェフが常駐している。
今までの宿の概念を捨て、レベルの高い人達が本当に行きたい過ごしたいと思う宿とサービスが、これからは日本にも必要になると私は思う。ただ、PRなどは大手の広告代理店や日本の旅行代理店とは一才関わらず、地元民がネットを使い英語表記で海外へ向けて発信すれば良い。また、宿のスタッフは、一人か二人英語が出来れば十分で他言語には対応しなくて良い。理由は、団体旅行以外で来る人達は必ず英語が出来るからだ。そして、高知だけでなく隣の徳島など、他県の市町村と組むという方法もあるが、まぁ、これは今の日本では無理だろうな。
桂林の記事→→ココから3回続く その後に桂林から、仏教画家に会いに潮州へ→コレ