オヤジの手作り餃子
水餃子を食って3人で年越しを
数年ぶりに上海で春節を迎えたのだが、カウントダウンは20年以上前から付き合いのある上海人夫婦の自宅へ。この日のメニューは、オヤジの手作料理で最後は手作り餃子を。この夫婦もそうだが、上海人の男で料理や家事が出来ない奴は夫として失格の烙印が押されるのだ。私の古くからの上海人の友人で料理が出来ない男は存在しなかったし、今もそれは同じ。なので、仕事が終わったら呑み屋で一杯という生活習慣はほとんどない。仕事関係で付き合いのある上海人の男は、仕事が終わると一刻も早く自宅に戻り夕食を作らないと女房に責められるのだ。
日本はオリンピック組織委員会の森喜朗会長問題でトラブルが起きているようだが、森の発言を聞いていると、相当時代錯誤を感じる。また、マスコミ報道を見ていると会長に女性を起用するべきだとか若い人を選ぶべきとの報道もあるが、そんなの男でも女でもどちらでも良く、リーダーに相応しい人を選ぶべきだと思うけどね。でも、今の日本で、それを出来る人って相当少ないと思うよ。
この日、オヤジ料理を食いながら3人で一杯やっていると、懐かしい爆竹の音が。聞くと上海中心部は爆竹禁止だが、郊外はご法度ではないという事。という事で、久しぶりに春節らしい雰囲気を味わった日だった。