昨日の時計修理屋の隣に携帯電話の修理屋があった。ここも三畳ほどの広さで、ショーケースを覗き込むとパチモンの携帯しか売ってなかった。
あまりにもありそうなパチモンなので、笑ってしまう。右の携帯はLGがLCになっているので、一瞬見ただけではわからない。ソニエリの方は、とてもわかりやすい名前になっている。
左のLCは昔のモトローラのデザインをパクリ、上海万博のキャラとブランド名も含め3拍子そろった珍品。そして、HTCをパクったスマートフォンもある。このパクリもんがどの位売れるのか知らないが、儲からない事はやらない中国人なので、この国の田舎かアフリカあたりの国で売っているのだろうと推測。
ここ最近、上海でもほとんどの人がスマートフォンに切り替えている。もちろん本物を買う人の方が多いのだが、こういう偽物を買う人は田舎から出て来た人がかなり多い。私の家の隣にあるタバコ屋のおばちゃんもiphoneの偽物を買い毎日画面とにらめっこしている。(こめかみにサロンパスを小さく貼ると似合うタイプ)
上海では、あと数年もしたら携帯電話はスマートフォンしか無くなるかも知れない。今の中国の携帯メーカーは、スマートフォンの廉価版に力を入れているようだ。私が使っているZTE製スマートフォンv899DもAndroidの廉価版携帯(ネットだと12500円くらい)だが、まったく問題なく使える。最大の長所は、simが2つ入る事だ。日本語変換は、しめじ(日本人が作った変換ソフト)を使い料金プランは、一月96元(約1200円)。国内通話240分無料、データ通信300MBまで無料。そして、こちらでは双方向課金が普通だが、発信のみ料金がかかる契約になっている。私の場合、月々の携帯料金はこれで十分だ。
☆今までこの様な状況下では、シャッター音で撮影した事がバレて怒られる事が多かったが、EOS 5DMarakを使い始めて2ヶ月。シャッター音の静かさやミラーショックが少ないなども含め、すべての面で進化している事を再認識。私が使っている5Dを見て、5Dから買い変える価値なんて無いと言い切った日本人が居たが、そういう人はスペックを見て物事を決める人なんだろうな。何の道具でもそうだが、使ってみなければ評価なんて出せない。昔から、誰々が良いと言っていたとか、あの雑誌で書いて誉めていたなど、他人の評価を鵜呑みにしている人が多すぎる。そういう人とカメラやレンズの話をするとかなり疲れる。なぜなら、評価の基準が曖昧なのと、撮った写真を実際にお互いに見ながら話すケースが稀だからだ。
Canon 5DMarkは、ちょっと値段が高いが、その価値は十分あるカメラだ。もう、5Dには戻れない。
キャノンFD50mm f1.4