海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海住居事情1

2012-06-01 | 写真日記

 

 

偶然発見したのだが、中国の検索サイト「百度」で自分の住所を検索するとヒットしたので、トップの3つを開いてみてびっくり。部屋の間取りから一ヶ月毎の値段のグラフなどかなり詳しい不動産情報を見る事ができた。これならわざわざ不動産に行かなくても、住みたい住所とマンションの名前検索すると、だいたいの相場を知る事ができる。

データによると、私の住んでいるアパートは、1991年竣工なので、築20年経過している事になる。間取りは、2部屋と台所とバストイレがセットで、シャワーのみ。広さは68平米あり一平米28966元のようだ。つまり28966x68平米なので約2560万円という事になる。この辺に住んでいる上海の友人に聞くと、このアパートは1991年に建った当時日本円で約200万円だったそうだ。

 

 

1980年後半の日本はバブルの絶頂期だった。当時日本で働いていた上海人は一日働くと上海の一月分が稼げた時代なので、働く事が楽しくて仕方がない時期だった。そんな人達が日本で数年働き、上海に帰ったらまず家を買ったそうだ。

上の写真は、私のアパートの入口なのだが、4桁の暗証番号でロックが解除される仕組みで、携帯を発信しても鍵は解除されるようになっている。また、この敷地の入口には住み込みの門番が居るので安心できる。余談だが、日本で一時流行ったピッキングなどは上海の中心部ではほとんど聞かない。

このアパートの入口には青山国際教育学院上海校(東京が本部)の広告が夜は光っているのだが、このコナンを無断使用した広告は最低だ。教育者側がこれでは、人からこの学校の資質を疑われても仕方がないだろうな。上海で見かける、本末転倒の典型だ。

明日も住宅事情を

Canon FD50mm f1.4

コメント
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