私が住んでいる近くに昔からある市場がある。肉や魚や野菜など何でも売っている個人営業の集合体のような市場で、一般庶民の買い物の場だ。市場の周りには、そこに来る客を当て込んで営業している広さ三畳ほどの広さの修理屋などがあり買う気にはならないが見ていると面白い。場所は、安順路と凱旋路の交差点近く。
時計修理のおばはんは、おそらく60歳くらいだろう。時計のバンド調節をお願いしたが、通常の器具ではピンが外れないらしくサジを投げられた。この店のカウンターには、クレヨンしんちゃんの時計があったが、当然パチもんで6時で針は止まっていた。
時計修理場は、こんな感じ。上海では、会社で時計修理部門を退職した人が、個人で営業している店も多い。でも、時計を預けるのはやめた方が良い。なぜなら中身をそっくり偽物にすり替える店があるからだ。これは、ライカも同じで部品をすり替える悪徳修理屋の話もよく聞く。
キャノンFD50mm f1.4