新宿西口付近の呑み屋は超満員
渋谷スクランブル交差点前
昨日は突然お誘いがあり、新宿西口の今風居酒屋で一杯。なぜ新宿西口かというと、海外から来た家族の民泊から歩いて10分の場所というのが理由。それと、普通に喫煙可というのも選択肢の一つだったようだ。普段、新宿西口より東口方面で呑む事が多かった私にとっては、ちょと新鮮。このヨドバシカメラ本店付近は、外国人客を当てこんだ鮮魚中心の今風居酒屋が多いエリア。
指定された店に行くと、もうほとんど満席状態。店のスタッフのほとんどは、海外から日本に来ているアジア系の若い女性だが、テキパキと接客をこなし自然な笑顔が素晴らしい。この店もそうだが、他の飲食店でもアジア系の外国人がいないと店の経営は難しいのが今の日本の大都市の現状。
生魚を食う習慣がなく辛い料理がスタンダードの都市から来た人達には日本料理の味は甘過ぎたようで、一番美味しそうに食べていたのはバケット辛子明太子乗せ。次にタコの唐揚げとイカの一夜干し。まだ、高校生の女の子は日本のマヨネーズと日本の抹茶アイスクリームが大好きだそうだ。可哀相なのはその母親で、生魚や酒や甘い物を一切口にせず野菜のみを食べていた。医者でもある彼女には理由があるのかも知れないが、初めて会う外国人との日本での食事は難しいと痛感。ただ、私が知っている中国人の中で、食べ方や話し方や立ち振る舞いが一番上品な家族だった。
母親と娘は日本に来るのが初めてだったので、渋谷のスクランブル交差点が見たいという事で、JRで新宿から渋谷まで一緒に移動。家族3人はハチ公を見て喜び、スクランブル交差点を見て驚き、それを俯瞰できるスタバに向かうと言うので見送り私は田園都市線で帰還。渋谷のスクランブル交差点を見慣れた日本人には理解出来ないかも知れないが、日本人が上海に行って南京路に必ず行くようなものかもね。この日の親子は、浅草観光後に西新宿に戻り私達と食事。翌日は大阪の道頓堀へ行き2泊し、その後に関空から帰国するらしい。
☆コロナ後は、上海より日本の大都市の方が圧倒的に活気がある。私が22年前に拠点を東京から上海に移転した頃は、日本から上海に来る日本人達は上海の活気に驚いていた時代が10年ほど続いたが、コロナ後の今は完全に逆転している。平日の夜に、飲食店で人が群れた新宿から更に人の群れた渋谷を見た後に大阪の街を見た家族がどう思ったか、今度あったら聞いてみたい。
☆夏の中国旅行は激暑なので避けた方が良いが、5つ星のホテルも客が激減中なので信じられないほど激安。今後も季節を問わず宿の激安価格は止まりそうもないかもね、経済の出口見えないもん。