
ここは溝の口呑助の聖地入口

誰かが通報したようだな

酔い潰れた奴ら二人がいた付近から聖地を

さらに進むと昭和の風景が

基本的に立ち呑み屋がメイン

つい暖簾をくぐりたくなる店構え

あの政治家ポスター通り

Y字路を左に行くと溝の口西口商店街の出口へ

溝の口西口商店街の出口を左に向かうとJR南武線の踏切が
日本の拠点を東京港区から神奈川県川崎市宮前区に移転して、約2年以上が経過。溝の口駅はJR南武線と地下鉄が2線乗り入れていて、地下鉄は都内へ出るにはとても便利。その溝の口駅の西口商店街は、昭和が残るディープ過ぎるせんべろエリアだ。ここは、立ち呑み屋が多く呑助の聖地とも言えるエリアで、昔の赤羽のような雰囲気とも言える。今の赤羽は、行きたくないせんべろ街になってしまったけどね。
溝の口駅は、私が都内へ行かなければならない時の帰りに立ち寄る事が多く、一軒だけ行く立ち呑み屋を決めている。そして、ここに来る客を呑みながら観察するのが好きで、たまに隣の人と話す事もあるが今は控えている。
ここに来る一人客の中には、様々な訳ありの人も多い。例えば、独居老人でここを夕飯を食う場にしている人・東京の仕事場から戻って家に戻る前に軽く一杯やる一人客・定年退職してやる事が無く女房に煙たがられているオヤジ一人客・夫婦仲が冷凍庫のようになったが、子供の為に我慢している一人客(男女とも)・仕事帰りに文庫本を読みながら一杯やっているアラフォー風一人客(男女共)・何をやっているのか分からない若く見えるネーチャン一人客・呑み会前に景気づけに一杯やるオヤジ一人客・明らかに美大生と思われる若いニーチャンの群れ・群れると奇声を発する昭和オヤジの群れ・酔い潰れて店で倒れ救急車で運ばれるジジイなど。この店のカウンター席の立ち呑み客は、黙々と呑み食いし一時間以上長居する人は稀。そんな訳で、ここは私独自のミニ社会学勉強の場なのだ。写真を撮る側の立場から言うと、人間観察はとても大事な事で、この経験の積み重ねがないと世界中で人の写真は撮れない。
☆前世紀の話。とある都内の私立大学では、新橋などのオヤジ居酒屋へ一人で行き、知らないオッサンに話しかけてレポートを書くというゼミがあった。これは、特に女子大学生にとっては激ハードルが高かったと教授から聞いた。日本はコロナ問題で、人と会わない会いたくネー人が増えているようだが、それは生き方として人それぞれで私は否定はしない。ただ、私はそんな人とは一生涯関わりたくない人生を送りたいな。日本のぼっち食いで有名な一蘭のラーメンは美味いと思うが、席の横に壁があり養鶏場のゲージ風がイヤなので二回行ってやめた。
☆私が溝の口で立ち寄る店は、ちょっと一杯呑んで600円前後払う人もいるが、私が見る限り常連客は1300円前後で済ませる人が圧倒的に多い。この値段って、今の東京近郊の一時間の時給とほぼ同じ。そして、ここはハイサワーの美尻ポスターが目立つ店なのがイイね。このハイサワー美尻ポスターを知らない人は、「ハイサワー 美尻」で画像検索してみて。ハイサワーは博水社という会社の製品で社長は女性だが、あえて美尻ビジュアルにこだわっている理由の記事→コレ。今のご時世は、あれはダメこれもダメで息苦しい時代だが、この博水社の女性社長の田中秀子さんは一本筋が通っていて、それを実践している生き方がイイネ。