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海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

昆虫も熱中症かな?

2025-08-16 | 写真日記

霧吹きで水を

 

ベランダでコガネムシが弱っていたので、霧吹きで水を吹きかけると少しずつ動き出した。コンデジTG-7で撮っていると、いきなり羽を広げてカメラの横をすり抜けブ〜ン。今年の夏は未だに蚊を見てないしセミの鳴き声も昨年より少なめだが、トンボはよく見る。昆虫は変温動物なので自分で体温を調整出来ない。気温が高過ぎると死ぬ昆虫が多いが、このコガネムシは死ぬ寸前だったのかも知れないね。

スペインやフランスなんて気温45度を記録している地域もあるが、それらの国はエアコン文化がない地域。それを思えば日本なんてまだマシ。もし猛暑の中で大きな地震が起きたらどうなるのか、想像しただけでも恐ろしい。

☆私が小学生の頃に、体育授業のプールの中で熱中症になった事がある。当時は日射病と言われていた。一人で家に帰り寒気で震えていたのを思い出す。

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最近おもろ過ぎた本

2025-08-14 | 写真日記

イギリスと清国時代の茶の歴史

 

紅茶スパイは、中国茶に興味がない人にも欧米列強と中国との歴史が分かる本。プラントハンターの「ロバート・フォーチュン」が、茶の苗や種子を密輸出した港が清時代の上海。そして、彼は日本にも来ている。学校で学ぶ歴史より外れた分野の歴史から物事を見る方が、何事もオモロイんだよね。

 

超お勧め本 文藝春秋

 

「前例主義」と「事なかれ主義」両方を辞書で調べれば、日本の公務員と辞書に出る事はないが、私は勝手にそう思っている。実際、上海の領事館関係者なんて典型的な公務員気質過ぎた。そんな中、最近出版された日本の外交官の垂秀夫「日中外交秘録」は、久しぶりに超お勧め本。垂秀夫氏前中国大使は名前だけ知っていたが、彼ほど中国に対して正面から立ち向かった現場主義の外交官は稀な存在だっただろうね。もしかしたら、日本の今の政治家の中にも彼のような人はいないかも知れない。現在の垂秀夫氏は、趣味だった写真の世界にどっぷり。右も左も上も下のない自然の風景が彼の写真の撮影対象。

☆今年の中国は、「中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利80周年」の記念の年。すでに抗日映画もヒットしているようで、理性で物事を考えられない人達には影響が大きい。そんな訳で、今年は観光なども含め中国行きは気をつけた方がイイね。私も秋に誘われているが、行くのを躊躇している。特に今年の9月以降は気をつけた方が良い時期で、中国の4大都市以外の地方都市は特に注意した方が良い。SNSが普及した今、昨日と今日と明日、さらに何年も前の中国とは違うという事で、前例なんて当てにならない。今年は例年とは違い、嫌な年にならなければ良いが・・・。中国の新年は西暦ではなく、春節が新年だという事も覚えておいた方が良い。

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最近の日本人海外旅行先は

2025-08-10 | 写真日記

日本の本屋で

 

一番目立つのが台湾

 

目黒駅で時間調整の為に本屋へ立ち寄り旅行雑誌のコーナーへ行くと、中国の旅行ガイドブックがない事に気づく。探してみると北京と上海が一冊ずつあるのみで、いつ発行されたか分からないほど古いガイドブック。古いガイドブックが使い物にならないのは、取材してから書店に並ぶまでが長過ぎるのと簡単に修正出来ない。特に中国なんて、一年であっという間に変わっているので、行きたい所に行ったら無かったなんてよくあり過ぎる話。

で、今の日本人にとっては台湾が人気なので、LCCも含め航空便が相当増えたので気軽に行ける国。それと、海鮮も豊富な台湾料理を楽しめるのも人気の一つだろうね。私も随分と台湾へ行ってないが、もし行くなら日本から高雄へ飛び北上して台北から日本コースを選ぶな。

☆日本から近い上海旅行が人気にならない理由は色々あるが、上海は高層ビルが多過ぎる大都会になり、外国人が観光する場所が無いと言われているし私もそう思う。シンガポールと同じように、上海はリピーターが来ない旅行先になってしまったのは2012年頃から。今現在一つだけ言えるのは、東京より上海の方が圧倒的に治安が良い事。ただ、中国へ行くのは別の意味で怖いという人が多いのも事実。私は日本を拠点にして2年以上経過したが、地下鉄や都内など人の多い場所へ行った時は日本の方が周囲に敏感になる。

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映画キッチンから花束を

2025-08-08 | 写真日記

公式YouTubeから

 

昨年公開された映画「映画キッチンから花束を」をネット配信で観た。元美容師だった斉風瑞さんは、神宮前(キラー通り)のビルの地下8坪で始めたのが台湾家庭料理「ふーみん」だ。今のふーみんは、南青山の骨董通りで親族が受け継いでいる台湾料理の名店。

私が「ふーみん」の台湾料理を初めて食ったのは、1970年代後半だった。当時スタジオマンだった私は、ロケアシスタントとして神宮前に事務所があった写真家小林正昭さんに連れて行ってもらったのが最初の出会い。その後も度々ロケ終了後はふーみんで飯を食うのが定番で、二つしかないテーブル席はいつも入口横の右テーブル席と決まっていた。この映画を観たらわかるけど、時々店で見かける常連客は、20代の私には見るだけで緊張するような人ばかり。1980年代中頃に「ふーみん」は南青山に移転したが、彼女の弟子が同じ店舗で山之内として味を受け継ぎ営業していた頃も私達は通っていので、その写真事務所の社食と化していた。ここの料理は何を食っても美味いが、私が一番好きだったのは、ふーみん発祥の"ねぎそば"で、一度に二人分食った事もある。あっ、それと"ねぎワンタン"もね。

「母からもらったのは負けず嫌い  父から受け継いでいるのは味覚。食べる事とは体を作り心を作る事  そして生きる事」 ふーみんさんが映画の中で言った言葉。

☆現在のふーみんママは、私が住む溝の口駅近くで「斉 SAI」として営業している。GQの記事→コレ

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渋谷から乗ってきた双子

2025-07-28 | 写真日記

渋谷から乗ってきた双子の外国人観光客

 

私が東京の地下鉄に慣れてないのは、ずっと車での移動がほとんどだったから。そんな訳で今も地下鉄には不慣れなのだ。現在よく使う地下鉄は田園都市線と大井町線。目的地に向かうためには乗り換えが必要だが、なるべく渋谷駅は避けている。それは、乗換が複雑で人が多過ぎるから。そんな訳で、先日新宿に向かった時は渋谷駅で乗り換えず、青山一丁目駅で大江戸線で乗り換えた。

外国人観光客が乗り降りする駅は、日本人なら誰でも知っている主要駅が多い。浅草・上野・銀座・新宿・原宿・渋谷などがそれだが、観光客が行く所は決まっているのは、日本人が海外へ行った時も同じ行動をとるし、これは世界共通だろうな。

地下鉄に乗っている時に私はスマホを見ないのは、周囲を見て人間観察するのが好きだから。年齢・人相・着ているファッション・持ち物などで、その人が何処の駅で降りるか推測すると大体当たる。画像は渋谷駅から乗ってきた双子の中国人だが、お決まりのタワーレコードで買い物をしたようだ。

☆今の中国の経済は冷え冷え。そんな訳で、外国へ行ける人達は金持ちか仕事関係の人のみ。常時持ち歩いているX100Fでノーファインダー撮影。

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