「県立相模原公園」の「せせらぎの園地区」では「ハナミズキ」が白い花を！！

相模原市南区下溝に「県立相模原公園」の桜の名所「せせらぎの園地区」入口に「ハナミズキ」(花水木)が白い花をつけ咲きだしている。今、この花が公園、街路樹、個人のお家よく見かける花である。「うす紅色の・・」という歌詞からはじまる一青窈の「ハナミズキ」の歌が思い浮かぶ。「アメリカヤマボウシ」とも呼ばれる「ハナミズキ」はミズキの仲間で花が目立つことに由来する。花期は4月下旬から5月上旬なので今年は少し早く6～7分咲きともう満開近く達している。樹皮は灰黒色、葉は楕円形をしており白色や薄いピンク色の花をつける。花弁のように見えるのは総苞で中心の塊が花序で多いものは100枚もある。花弁は4枚、直径5mm程度の目立たない花が集合して順次開花する。(2304)
　
　
　

座間「芹沢公園」では「菜の花畑」が出現す！！

座間市栗原に「座間八景」の一つにも選ばれている「芹沢公園」はある。相模野の台地の樹林と平坦な低地部分からなるこの公園は古くから水源滋養林として自然環境が保全されてきたところで、園面積は約16haと座間市立公園では最も大きい公園である。当初開園は1985年、2017年４月に最後の第４工区が完成し足掛32年を経て全面開園した。広大な園内には湿性植物園、せせらぎコーナー、芝生&ふれあい広場、遊具コーナー、ファミリーコート、わんぱく遊び場、ローラー滑り台、ジョギングコースがある。当園には高座海軍工蔽の「地下壕の跡」が残っている。当園は桜とアジサイの名所であるが今、「菜の花」と「ハナモモ」に「シャクナゲ」が園内を彩り始めている。(2304)
　
　
　
　
　

中目黒の鎮守「中目黒八幡神社」

目黒区中目黒の中目黒の住宅街の一画に江戸時代中目黒村の総鎮守とされ「中目黒の八幡さま」として崇められている「中目黒八幡神社」は鎮座している。創建年代不詳である。文政8年(1825)の新編武蔵風土記に「中目黒鎮守八幡宮」とあり江戸初期と推察される。古老によると名主達が輪番で御神体をご奉祭したと言われている。神仏習合の時代、当神社は上目黒にある「寿福寺」が管理していたが寺が全焼し古い資料が焼失している。当時の村指出銘細帳には宝歴13年(1763)と弘化2年(1845)に「上目黒村別当寿福寺の末に上目黒村鎮守八幡宮」の記載がある。御祭神は應神天皇・誉田別命、天照大神。社域は広く「鳥居」を抜けると緑の樹木に境内にはお水取り、さざれ石があり、正面に「社殿」、その前に江戸時代の手水舎と「神楽殿」がある。境内社として三峯神社がある。(2303)
　
　
　

「県立相模原公園」では「ネモフィラ」が咲き始めた！！

相模原市下溝に四季の花の絶えない「県立相模原公園」のユリノキゲートより入った奥の「イベント広場」一帯にかけて可愛らしい瑠璃唐草の「ネモフィラ」が咲き始めている。数年前に比しエリアが大分縮小されたのが残念であるが、それでも500m2はあるだろうか。「ネモフィラ」の有名な「ひたち海浜公園」のスケールには到底及ばないが相模原ではここだけで見られる。この「ネモフィラ」はムラサキ科ネモフィラ属一年草の植物で「nemophila」はギリシア語の「nemos」(小さな森)と「phileo」(愛する)が語源で原種が森の周辺の明るい日だまりに自生することに由来する。青い花の中心が白いその花姿から英語では「Baby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)」と呼ばれている。。群生して咲くさまを「森の妖精」とたとえられ、一本一本は本当に小さな愛らしい花であるが、すべてが満開となって咲きそろい密集するとまるで青い絨毯を敷き詰めたような花の塊となる。まだ咲き始めたばかりのようで若干まばらなところが、春の陽気に誘われ開花が進むと思われきっと「ネモフィラブルー」、「コバルト色の深海」のような幻想的な「ネモフィラワールド」の形成されていくに違いない。「ネモフィラ」の青と「タンポポ」の黄色のコラボレーションも美しい。(2304)