今日はまた35度超えの夏日、残暑である。涼しい秋が待ち遠しい9月の初旬。公園に向かう途中、空を見上げると夏の雲と秋の雲が同居していて、暑さが続く中でも季節はゆっくり前進しているようである。夏の代表雲&主役は何といってもモクモクとした「積雲」(わた雲)であり「積乱雲」(入道雲)である。秋の雲は「うろこ雲」で「さば雲」や「いわし雲」と呼ばれ「波状雲」とも言う。ほとんどが氷の結晶で構成されていて、気象学では「巻積雲」と呼ばれ、高度5km~13kmに現れる。雲の層が薄く太陽の光が透けるため、影ができないことが特徴で、雲一つひとつが白色をしている。とくに秋によく見られる雲で秋の季語にもなっている。「羊雲」や「うろこ雲」といった、秋に良く見かける雲が空に現れている。夏の主役であるモクモクとした積雲もみられて、秋と夏の雲が一緒に出ている同居状態、共演中である。空には2つの季節の様々な大きさ・形・色の雲くもが浮かんでいるが1つとして同じものはない。しかしその正体&元を辿ればどれも同おなじ。どれも、地球上の水が姿を変かえたもの。水が気体(水蒸気)・液体(水)・固体(氷)の3つの状態に変化することで、雲はつくられ雲は、水の粒に太陽の光が反射することによって、白く見える。分厚く発達した雲は太陽の光が雲の中を通り抜ける間に散乱して弱まるため、光の反射量が少なくなり、黒っぽく見える。(2409)
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