今夜は「ピンクムーン」という「満月」である！！

今夜の4月の満月は「ピンクムーン」という満月である。13時35分に満月(最大)を迎えるので既に5時間近く経っている。今夜は雨雲のかかる所が多いが東北南部や関東甲信越、沖縄は一部で雲の切れ間がありそうという予報である。満月の瞬間がいつになるのかは太陽と地球と月の位置関係によって計算ができるという。地球から見て、太陽の方向と月の方向の差（黄経差）が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されておりおよそ1か月弱で1周する。つまり満月は地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間すなわち太陽、地球、月の順にほぼ一直線にならぶ瞬間を指すとのこと。この位置関係の変化により地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになる。20時前に外へ出て空を見上げるとまさしく満月である。ピンクムーンと名がついているので気持ちピンクに見えるか見えないかと微妙である。しかし35万から40万km先の月をこうして拝めるということは幸運な瞬間であり感謝しなければならない。(2304)
　
　
　

「ふれあいの森」の「チューリップ」がグラデーション美を披露中！！

大和市草柳に「泉の森」(42ha)と「ふれあいの森」(10ha)という二つ併せて52haという大きな公園がある。大和駅から数分の所にの「ふれあいの森」の入り口がある。引地川と緑の木立に囲まれた公園でもっとも花で彩られるのが「ふれあいの広場」でその左奥にある「チューリップ花壇」には赤、白、黄、紫、ピンクなど13,000球の「チューリップ」が彩りよく植栽されており今、満開となって見事なグラデーション美を大披露中である。他の花とは異なり丸みを帯び、まるで「ターバン」を巻いたような独特の花姿は清楚で可憐な美しさである。少し離れて見るとまるで「絨毯」を敷き詰めたかのようでもあり、長い「花帯」を広げたようでもある。「チューリップ」は「博愛」、「思いやり」、「名声」という花言葉をもっている。(2304)
　
　
　
　
　

大和「泉の森」の「桜」も終焉の兆し！！

大和市上草柳に豊かな自然が広がる美しい水が湧き出る引地川の源流の森、大和水源地一帯の樹林地に「泉の森」はある。大和市の自然の核となっている公園である。泉の森はかつて引地川に沿って谷戸田が並び稲作が行われていた土地。流域の都市化が急速に進み、雨水の流入量が多くなり、水害が発生するようになったため、昭和57年に貯水池の機能をもつ「上草柳調整池」がつくられた。「泉の森」は引地川の水源地を中心に約42ヘクタールという広大な園面積を誇る。自然林や水源を巧みに生かした「湿性植物園」や「せせらぎ広場」、「野鳥観察デッキ」、「郷土民家園」、「ふれあいキャンプ場」、「しらかしの池」、「自然観察センター・しらかしのいえ」、日本最初の木製の斜張橋「緑のかけ橋」、「水車小屋」、「インフォメーションセンター」等の施設があり周りに造られた散策道では散歩や森林浴を楽しむ人で賑わう。泉の森全域に約900種の植物、約60種の野鳥、生き物たちが生息している。この時季はなんと言っても桜である。桜の女王「ソメイヨシノ」を主として河津桜、ヤエザクラ、ウワミズザクラ、イヌザクラ、カスミザクラなど桜のオンパレードである。(2304)
　
　
　

千葉陸軍墓地跡に戦没者を追悼の「千葉忠霊塔」

千葉市中央区弁天3丁目=千葉公園隣接地=千葉陸軍墓地跡に昭和29年4月8日竣工の「千葉県忠霊塔」はある。日清戦争以降の戦没者を追悼するとともに、恒久平和を祈念して建設され県が管理している。千葉県忠霊塔 「忠霊塔」と記された碑文は鳩山一郎首相の揮毫である。材質は「花こう岩」で、塔の高さは約7m。 塔内には戦歿者57248柱、分骨壺1,066人が埋葬されている。忠霊塔の周りには「千葉県陸軍合同碑」、「海軍の碑」(昭和53年11月建立)、「謎の構造物」、「日中戦士鎮魂碑」(昭和52年4月吉日建立)、千葉県出身「陸軍少年飛行兵　慰霊之碑」(昭和47年8月建立)、「慰霊碑、支那駐屯地歩兵第三聯隊」、「鎮魂シベリア強制抑留死没者慰霊碑」(1996/3)が建てられている。以前ここには「護国神社」があったが同市桜木霊園の方に遷座された。(2403)
　
　
　
　

千葉市民のオアシス「千葉公園」の終焉の桜景！！

千葉市の中心部、中央区弁天に16haの広さを誇る市民のオアシス的存在の総合公園「千葉公園」はある。1946年の戦災復興企画に基づき、陸軍の鉄道第一連隊跡地に造られた。当園には野球場、競輪場、プール、体育館などの運動施設がある。また四季を通じて色とりどりの風情を楽しめる綿打池がある。春にはお花見広場を中心とした「ソメイヨシノ」、綿打池&ボート池周辺ではシダレザクラ、そして夏には千葉市の「市の花」に制定されている「大賀ハス」、ボタン、シャクヤク、秋はモミジにイチョウが公園を彩る。 冬にはカモやカモメも訪れるため、四季を通じて自然を楽しめる公園である。特に桜(ソメイヨシノほか)は約660本も植栽されており千葉内12位の人気の高いお花見スポットである。(2303)