菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

原発汚染処理水は「科学的に安全か」、「どうやって大阪湾に運ぶのか」

2019年09月19日 18時45分52秒 | 国政
 福島第一原発の汚染処理水のタンクが、あと3年持たずにいっぱいになるという。こんなとき、維新の会・松井氏市長と吉村知事が「処理水を大阪湾へ」と、誘致の声をあげた。
 
 そもそも汚染処理水は、有害だから、「タンクに保管」しているのではないか。
 松井市長は「環境被害がないことを国が確認すること」を条件にしている。確認できないから、「タンクに保管」しているのではないか。

 元東芝の原発設計技術者の後藤政志さんは、「放射性物質の怖さを理解していない。処理水がたまり続けている懸念から海に流す方向への援護射撃のつもりでいったのだろう」と批判しています。
 また、原子力資料情報室の上沢千尋さんは、「松井氏らは環境被害がないことを確認した上で放出と述べているが、その前提条件が成り立たない。大阪湾のような直接外海に通じていない海域で汚染された水を放出すれば、放射性物質を海底土にためこみ、そこに住む生物に影響を与えることは避けられない。

 また福島から、どうやって運搬するのだろうか。現実味に欠ける。
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