菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

北茨城市大津漁協不当解雇 解決を ー茨城知事に支援団体要請

2024年07月06日 20時24分21秒 | 地方政治
 今日のしんぶん赤旗に、標記の見出しで記事が出ていますので、紹介します。
  
 大津漁協協同組合(茨城県北茨城市)から男性2人(永山孝生、鈴木基永両氏)が解雇された問題で、水戸地裁が2人の地位確認と未払い賃金の支払いを命じたことをうけ6月28日、2人を支援する団体などが、茨城県の大井川和彦知事宛に訴訟の早期解決を求める申し入れを行いました。

 この問題は漁協職員だった男性が、所属する漁協の不明朗な会計処理や北茨城近海で捕れたシラス加工製品の放射性物質の測定結果を書き換えていた問題について週刊誌などに告発し、解雇されたもの。
 水戸地裁は4月、告発は公益通通報の点から解雇の合理的理由にはならないとして不当性を認定しました。漁協側は不服として控訴しています。

 申し入れで、「大津漁協の永山さん・鈴木さんを支える会」の穂積健三共同代表は「高裁でもたたかうが、裁判が長引かないよう早期解決を要求。
 全国一般労働組合茨城地方本部の見代昌巳執行委員長は、裁判の過程で雇用調整助成金の不正受給で同組合の元専務理事に有罪判決が命じられた事件に触れ、「元専務理事こそ解雇されるべきだ。2人を職場に戻せるよう指導してほしい」と求めました。

 県漁政課の担当者が「要請・要望の内容は読ませていただく」と応じました。

 注)この裁判は一見複雑です。
 大津漁協の職員2人が、不当な理由で解雇されていましたが、これは水戸地裁が「不当解雇」と認めて結論は出たのです。(漁協側が不服として、高裁に控訴中・・・)
  ところが、解雇を命じた元専務理事に「助成金の不正受給があり、有罪判決を受けていた」。ところが、元専務理事は解雇になっていない。

 この裁判の漁協職員側の弁護士は、日立市にある「うぶすな法律事務所の飯田美弥子弁護士」です。この弁護士は、元気のいい、落語を語らせたらセミプロ級の弁護士です。
 
 キクチの「榎戸和也氏を『名誉棄損』で訴えた裁判」で、相手は、高裁に控訴したので、困っているのですと弱音をはいたら、「アンタね、相手は勝ち負けなんか関係なく、悔しくて控訴するのだから、そんなのは当り前よ」とのアドバイスが返ってきました。

 また、下妻地方裁判所では、秋庭市議の裁判の弁護士としても参加していました。傍聴席には満席で、キクチも参加していました。その裁判長は声が小さくて聞き取れないのです。
 そのとき、飯田弁護士が立ち上がって、「裁判長、ごらんの通り、今日は傍聴者が多く来ています。みなさんに聞こえるように大きな声で話してください」いってくれたのです。もちろん、裁判長の声は大きくなりました。
 本当に、飯田美弥子弁護士は、歯切れのよい、ハキハキした弁護士さんで、味方にしたら鬼に金棒の弁護士さんです。


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午後から犬田地区で、9カ所街頭演説

2024年07月06日 18時59分34秒 | 地方政治
 今日は、「暑くなる」との予報でしたので、午前中は家にいました。しかし、午後になっても、太陽は出てきません。室内の温度計は31℃です。これなら街頭演説はできると判断し、午後3時に家をでて、犬田地区を9カ所、議会報告を中心とした街頭演説をしてきました。

 
 

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古代ハスから大賀ハスに

2024年07月06日 07時12分54秒 | 地方政治
 今日の一般新聞に、古河市鴻巣の古河公方公園で「大賀ハス」が咲いたと、きれいな写真入りで新聞の1面をかざっている。



 この大賀ハスは、以前は「古代ハス」と呼ばれていた。
 私は、小学生のころ、教科書で知った。植物学者の大賀一郎博士が、千葉県検見川の東京大学農場の泥炭層から発掘したハスの実を発芽させたものである。
 そして、その泥炭層が、今から2000年前のものだという。そこで、2000年前の「古代ハス」と一気に有名になった。

 私は、仮説実験授業研究会の講演で、代表の板倉聖宣氏から、「これは眉唾ものだよ」と聞いた。なぜなら、この発見が、発掘調査最終日の35日目に見つかった。「生き物」が2000年も泥炭層にあって、生命力を維持し、発芽できるのか。たまたまどこかから、紛れ込んだ可能性もある。何よりも、直接、ハスの実の年代調査をしていない。(見つかったハスの実が3粒で貴重品であることは理解できるが)
 しかし、今では「信仰になっているから」無理に問題にすることではない。
 
 しかし、一般新聞がなんの疑いもなく、「古代ハス」と未だに大きく書いたとき、つい気になって、新聞記者に電話をしてしまった。
 「古代ハス」という科学的根拠はないのだから、書くとしたら、大賀一郎博士が発見した「大賀ハス」が正確ではないか。
 新聞は、説明として、約2千年地層から発掘した「古代ハス」とも呼ばれるとも書いています。 この方が、はるかに正確だと思います。


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