菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

沖縄辺野古で起きていること

2023年10月07日 08時43分50秒 | 国政
 今日のしんぶん赤旗は「潮流」欄で、沖縄県名護市辺野古の出来事わかりやすく説明しています。紹介します。

 潮流

 自分が不利になったら途中でルールを変え、相手が異議を唱えたら「あなたには抗議する資格がないない」と突っぱねるー。沖縄県名護市辺野古の米軍基地建設をめぐり、政府がとってきた「手法です。

▼玉城デニー知事が、防衛省が提出した辺野古の埋め立て申請を不承認にしたのは、法で定められた要件を満たしていないという、まとうな理由です。そうであるなら、要件を満たすために手直しすれば済む話です。

▼ところが政府は、一般市民の権利救済を目的とした「行政不服審査法」を悪用し、国(防衛省)を”救済”するために、国(国土交通相)がデニー知事の不承認処分を執行停止にしてしまいました。

▼県が提訴すると、最高裁は「県には原告としての資格はない」と門前払いに。そして5日、最高裁判決に従わないのは「違法」だとして県を提訴しました。国が県の権限を奪う「代執行」に踏み切るためです。

▼国が平気でルールを変え、司法もそれを追認する。この国は本当に法治国家なのか。そんな疑問さえ覚えてしまいます。こんなやり方がまかり通ってしまえば、地方自治は頬んでしまいます。

▼国は、辺野古埋め立てを承認しなければ普天間基地の「危険性」が放置され、「公益性を害する」と主張しています。しかし、新基地は完成まで最短でも12年以上、世界的にも貴重な生態系を破壊し、普天間基地の「危険性除去」どころか、逆に法治する。「代執行」訴訟の弁論は、「公益」論のでたらめさを徹底的に審理する場となるべきです。

(2013・10・7)
この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ジャニーズ事務所記者会見... | トップ | 「高橋誠一郎の幟」掲げ、富... »
最新の画像もっと見る

国政」カテゴリの最新記事