菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「特定議員に懲罰は違法」 水戸地裁支部 古河市議会訴訟結審

2024年07月18日 15時13分16秒 | 地方政治
 今日のしんぶん赤旗には、標記の見出しで、古河市議・秋庭繁氏らの裁判の様子を書いています。
 キクチにも傍聴の連絡があったのですが、都合で参加できませんでした。新聞の記事を紹介します。

「特定議員に懲罰は違法」 
 水戸地裁下妻支部 
 古河市議会訴訟結審

 茨城県の古河市議会で針谷力市長らの海外旅行らを正してきた市議2人を、市議会が出席停止の「懲罰」にしたのは違法だとして、古河市に220万円の損害賠償を求めた裁判が17日、水戸地裁下妻支部であり、結審しました。
 訴えている市議は、日本共産党の秋庭繁さんと「市民ベースの会」の増田悟さんです。

 秋庭さんは、2022年3月定例会の討論冒頭で、ロシアによるウクライナ侵略について非難決議を呼びかけたことが「議会の品位、権威をおとしめ」たとして出席停止5日の懲罰を受けました。増田さんは、2022年に針谷市長のタイ旅行に関する議会での質問をビラにしたことで4日間の出席停止となりました。

 原告側は陳述で、秋庭市議の発言は、字数にして300字に過ぎず、発言中2度も議長から制止されたことを指摘。議長が他議員から注意を受けた他議員の発言(懲罰なし)は600字だったことから、議長が「懲罰を目的で、わずかな時間に、わざと立て続けに制止を告げたようにあ見える」と主張しました。

 また秋庭、増田亮市議の懲罰を決議した懲罰委員会の委員が、どちらも懲罰を発議していた市議らで構成されていたことを指摘。「懲罰は内容も手続きも、秋庭市議らを狙い撃ちしたもので、懲罰権の乱用に当たる」と主張しました。判決は10月23日の予定です。


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