菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「政権、杉田氏を放任 アイヌ巡る人権侵犯投稿、危険なレイシズム」茨城新聞報道➁

2023年10月03日 10時09分45秒 | 国政
アイヌ巡る人権侵犯投稿
政権、杉田氏を放任
危険なレイシズム
 

 保守離反警戒  

 むしろ政権内には、杉田氏に厳しい態度で臨めば保守層の政権離れを誘いかねないとの警戒感が漂う。自民の閣僚経験者は「安倍晋三元首相と比べて保守色が薄い岸田文雄首相に対し、右寄りの支持者層は不満を募らせている。杉田氏への対応を間違えれば保守票が逃げていく」と分析する。

 人権侵犯と認定されたのは、杉田氏が落選中だった2016年にブログに書き込んだ。国連女性差別撤廃委員会の参加者に対する投稿。「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんの登場」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」と記した。

 事実が明るみ出たのは、杉田氏が総務官だった昨年11月末。首相は当時の参院予算員会で、投稿を「内閣の一員になる前の言動だ」とかわし、野党の更迭要求を拒否した経緯がある。翌12月、別の閣僚更迭に合わせ政務官を交代させた。

 ヘイトスピーチ

 焦点は、自民が次期衆院選で杉田氏を公認するかどうかどうか。杉田氏は、これまでも、性的少数者を「生産性がない」と称するなど、差別的言動を繰り返してきた。杉田氏をかばう声は党内にくすぶっている。

 インターネット上には、杉田氏に便乗したヘイトスピーチも目に付く。主に、アイヌ差別に反対する在日コリアンを標的にしている。「人権を騒ぎ立て、日本人からカネをむしり取ろうとしている」などと憎悪をあおり、杉田氏ら保守系議員に声援を送る書き込みが絶えない。危険がレイシズムが国政に影を落とす。

(終わり)
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