私は、奥さんの節子さんの議員生活7期24年間、自分の議員生活4期14年間と、かなり長い間、議員生活に関与してきました。それなりに、議会の規則・慣習は、知っているつもりでした。
ですから、広島県の安芸高田市の「市長と議員会派とのトラブル」、また岡山県浅口市の「ベテラン議員と市当局者の激しいやりとり」、さらには、三重県津市の「傍聴者の激しいヤジとの議会の対応」など、よそ事のように見ていました。
「あ~あ、この議会事務局の職員は、大変だと」思っていました。
それだけ、桜川市議会は、平穏だったかのしれません。
ところが、どうもそうはいかなくなってきた感じです。そこで、「自治体の議会事務局職員になったら読む本」(香川順一・野村憲一、学用書房)を借りて読んでいます。私は、県内の共産党議員との交流はしています。耳学問では、分かっているつもりでした。しかし、全国は広いものです。多くは、「慣習で済んだものが、根本から考えると難しいものです。
たとえば、議長選挙です。
桜川市ではこうやっています。
議長選立候補者は、選挙直後の初議会で選出されます。
事前に、立候補者は届け出ます。
本会議前の議会全員協議会で、立候補者が「立候補挨拶」します。
そして、本会議に臨んで、投票になります。
とろが、いきなり本会議になり、途中、休憩をとり、その本会議の場で、「立候補者の挨拶」の時間をとり、その後、投票となる議会もあるとのことです。
大変なのは、その準備をする議会事務局なのです。そのやり方が、法律・規則に違反していないか。手続きに間違いはないのか。本当に忙しいのです。
議長選挙をやっている議員は、なんの苦労もないのですが・・・・・。