菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

認知症の本を読む(6)

2015年07月10日 18時22分57秒 | 日々の雑感
感情残像

 認知症の人は、自分が話したり、聞いたり、行動したことはすぐ忘れしまいます。しかし、感情はしっかり残ってるそうです。これが感情残像の法則と言います。
 
 少しでも早く楽な介護をするには、4つのコツがあります。
 
 第1のコツは。「ほめる、感謝する」。どのようなことをされても、「上手ね」「ありがとう。助かった」などと言い続けていると、次第に本人の表情や言動が落ち着いてきます。
 
 第2のコツは、「同情」。「ああ、そう」「そういうことがあったのですか」「大変ですね」のように相槌を打つことです。

 第3のコツは、「共感」。「よかったね」などのを話の終わりに付け加えると「共感」になります。
 「ごはんおいしかった?よかったね」「その着物似合いますよ。よかったね」「雨があがって晴れましたよ。よかったね」と言うようにします。

 第4のコツは「謝る、じじつでなくても認める、上手に演技する」です。

 認知症の人には、「忘れたことは本人にとって事実ではない」「本人の思ったことは本人にとって絶対的な事実である」という原則があるとのことです。

 この著者は、介護する家族には、「ドラマで悪役を演じる俳優は悪役を演じることを悩んでいないでしょう。あなたも認知症の世界で悪役を演じているつもりで割り切ってください」と話すことにしているそうです。

 

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久しぶりの太陽の下、山尾・羽鳥地域を街頭演説

2015年07月10日 18時01分43秒 | 議員活動
今日は、久しぶりに太陽がでてきた。このところ、梅雨空と太陽が出たり出なかったりの季節は、高校野球の応援を思い出す。私は、真壁高校の時代は、応援団の担当をしたためもあり、この時期は、朝4時には目を覚まし、「今日は高校野球ができるか、できないか」と、空を見上げていたものだ。真壁高校の最後の担任の同窓会にでてから、妙に、このころが懐かしい。

 今日は、山尾から田の山口、金井、羽鳥と山岳コースを宣伝した。

 山尾では、教え子さんのお母さんから、「お茶でも」との声をかけられたので、休憩して、真壁高校時代の話に花が咲いた。

 私は、宣伝カーを庭の真ん中にとめてしまったのだが、そこへお客さんが来てしまった。やけに慎重な運転をしながら、ゆっくり入ってきた。

 話を聞くと95歳の方だという。先日、免許の書き換えがあり、明野の自動車教習所で運転検査をうけて、合格したという。

 帰るとき、私が車を動かしますと言うと、「大丈夫だと」言う。
 
 ゆっくりではあるが、バックもきちんとして、ぶつからずに見事に切り返したかえって言った。はるかに私より上手である。これなら運転検査をうけても合格すると、感心した次第です。

 私は、何歳まで運転できるだろうか、心配になってきた。
 
 午後、羽鳥に入った。筑波山の山頂がくっきり見えたのは久しぶりであった。

 ここで筑波山を見ると、真壁高校時代の、筑波山登山を思い出す。私が赴任した当時は、学校から筑波山まで往復の登山が、年1回の恒例行事であった。

 いつのころからか、欠席する生徒が増え、若い先生も忌避する傾向があらわになり、中止となった。なつかしい思い出である。



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