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銀彩月明半月皿に、うるう年の今年は13個のお月見だんごをのせて。待宵の膳は、十五夜のお月さまのように、まぁるくまぁるくととのえます。
芋名月にちなみ、里芋のそぼろ煮も、まぁるくまぁるく‥ ^^
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おだんごもお芋も、今年の収穫を神仏に感謝するためのお供えものですね。でも、おだんごをまるめたり、里芋を調理していたら、ふと、これはお月さまを食べちゃおう~ってことなんだわ、と思いあたりました。
月読命(ツクヨミノミコト)は豊穣をつかさどる神さまですし、満ち欠けを繰り返すお月さまは、死と再生、不老不死の象徴です。古くから月には変若水(おちみず)があると伝えられて、若水信仰と結びついています。お酒をみたした盃に、月を宿して飲み干したりするのも、常若(とこわか)を意識してのことでしょう。
待宵やだんご丸める手の白さ (雪月花)
宮中の月見の風習が、やがて庶民に広まるとともに、お供えものを月に見立てて体に取りこむことで、月の霊力を身にそなえ、若返りを願ったのかもしれませんね。食いしん坊の、都合のよい解釈ですけど ^^ゞ
東京の十五夜は、予報では残念ながら無月か雨月になりそう。待宵の今夜、ひと足早く主人とお月見をするつもりです。
みなさまも、どうぞよいお月見を ^^
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