雪月花 季節を感じて

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益子の帯留め

2016年03月16日 | きもの日和
  

縁あって入手した濱田庄司(陶芸家、人間国宝)の帯留めです。

2011年秋に訪れた汐留ミュージアムの「濱田庄司スタイル」展にて、大阪グランドホテルのオープン記念品として制作されたという濱田の帯留の数々を見たとき、ひとつでいいからほしいな‥と、ためつすがめつ眺めたことでした。

益子焼特有のとろりとした飴釉と、濱田のあの大きな体躯から想像できない愛らしい赤絵と。どの帯にのせよう?と考えてすぐに思いついたのが、葛布の帯です。

閑かで、どこかなつかしい“工藝的なるもの”に魅かれます。

 

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