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二年に一度の春に開かれる手織り教室の作品展に、はじめて出品しました。未熟ながら、柄織りのブックカバーとスヌード、ノッティングの椅子敷き、そしてことしの一月に織り上げた縞木綿の着尺を単衣のきものに仕立て、会場の一隅に並べていただきました。
足を運んでくれた母や友人たちと、300点もの作品をゆっくりと見ながら楽しい時をすごしました。中には、思わず手にとり「譲っていただけないかしら」とおもうものや、今後の参考にさせていただいた作品が多数あり、よい刺激をたくさん受けました。お世話になった先生や先輩たちに、感謝のきもちでいっぱいです。
作品展のあと、手もとにもどってきた木綿のきものを着て、いそいそと日本橋へ出かけました。少々蒸し暑い日だったから、さりげなく緯吉野を織り出した九寸名古屋帯にモダンな色づかいの帯締めを合わせ、すっきりとした装いに。ふらりと立ち寄ったお店の店員さんに「涼しげですね」とほめられて、すっかりいい気分に ^^
でも、織りが未熟なせいで着心地はいまひとつ。織っているときから縞が立ちすぎたかな‥と気になったけれど、袖をとおしてみるとこれが案外、強すぎず、弱すぎもせずの、なかなかよい塩梅の縞で、着姿もちょっぴりスレンダーに見える(気がする!)のです。
最初のきものにしては上出来かな。 出番の多い一枚になる予感です。