機織りの三作目は、柄織りスヌード。高等科にすすんで最初の課題作品です。仕上げに行う縮絨(しゅくじゅう。きものの反物の「湯通し」に似た作業)もはじめての経験でした。 糸は、北欧のニットデザイナーが開発したペルー産の羊毛とフラックス(亜麻)の混紡。ちくちく感がほとんどなく、ふんわり、あたたか。 でも、スヌードという性質から「編みもの」と「織りもの」のちがいがわかります。「編み」は伸縮性に富み、空気を含みやすく保温性も◎だけれど、「織り」は伸縮性のない平面的な布だから、冬用のウールならだんぜん「編み」のほうがよさそう。さらりとした肌ざわりをもとめて木綿や麻でつくるなら、「織り」がよいのかも。 色の取り合わせや格子のデザインは、まぁまぁかな? |
二重巻きして、装いのアクセントにします