雪月花 季節を感じて

2005年~2019年
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しばらくお休みします

2011年03月14日 | お知らせ
 
 3月11日午後に発生した東北関東大震災による被害の情報が時々刻々と伝えられています。被災者のみなさまに謹んでお見舞いを申し上げますとともに、多くの安否不明の方々のご無事をお祈りしています。また、被災者の方々そして犠牲者の方々が安らかに眠れる日の来ることを願わずにいられません。

 今後は計画停電が実施されるなど、節電をいっそう心がける必要があります。公共交通機関もマヒしており、通常のくらしにもどるまで相当の時間がかかる見込みです。そのため、ブログの更新をしばらくお休みします。


 お見舞いをくださったみなさまへ。
 あたたかなお言葉を有難うございました。


 捜索活動、救助活動がつづいています。
 ひとつでも多くのいのちが救われますように。
 

和菓子文化講座 と プレゼントのお知らせ

2011年03月10日 | 季節の膳 ‥旬をいただく
 
 東京製菓学校にて開催された「和菓子文化講座」に参加しました。

 薮光生先生(全国和菓子協会専務理事 他)の講演と、戸塚義正先生(全国和菓子協会主催“選・和菓子職”審査委員長他を務め、和菓子職人として後進の指導や和菓子の振興発展に寄与)の和菓子製造実演が、二時間半にわたって行われました。

 和菓子の歴史や種類、主材料のお話から菓銘のいろいろまで、お話じょうずな先生おふたりによる身ぶり手ぶりを交えた楽しい和菓子噺に、できたての薯蕷煉り切り餡の試食までさせていただき、甘党の主人も大よろこび♪でした ^^


● 桜餅の葉は食べる? 食べない? ●
 花を待ついまごろが旬の桜もち。みなさんは、桜もちをつつむ桜の葉をおもちといっしょに食べますか?
 食べない、のが正しいそうです。葉をはずし、その移り香を楽しみながらおもちをいただくのが本来の食べ方なのだとか。先生に「葉も食べる人!」と聞かれ正直に手を挙げたわたしは、「手を挙げた人、邪道です。」と言われました ^^; ちなみに、主人はいつも食べません。


● 江戸前の和菓子 ●
 江戸のお菓子は写実的で、京都は抽象的なのだそう。たとえば、お江戸は葉に葉脈を入れても上方では入れないとか、鳥の目を入れる、入れないなどのちがいがあるそうです。和菓子にも“江戸前”があるのですね。
 上の写真の四種の生菓子はお土産にいただいたもの。とってもなめらかで上品な味わいでした ^^


● 和菓子のおいしい話 プレゼント ●
 生菓子のお土産のほかに、『和菓子の話』『人の一生と和菓子』の二冊の小冊子と、和菓子の絵入りはがきセット「和菓子でごあいさつ」(8枚入)をいただきました。主人の分と2セットありますので、1セットをご希望の方(1名さま)に差し上げます。健康的でくらしをゆたかにしてくれる和菓子のこと、もっと知ってくださいね!


 ご希望の方は こちら から14日(月)までにお知らせください。応募者複数のときは抽選をします。ご了承ください。
 

『手作りの消しゴムはんこ図案集』

2011年03月07日 | 和楽印 めだか工房
 
 今月、ブティック社から『手作りの消しゴムはんこ図案集』が発売されました。本書は、既刊の『消しゴムはんこのかわいい図案集』(2008年11月発売)と、『改訂版 消しゴムはんこちいさな図案集』(2010年8月発売)の二冊から、人気の図案と作品を集めて再編集されたダイジェスト版です。定価も500円と、さらにお手ごろ価格になりました ^^

 『手作りの消しゴムはんこ図案集』には「和楽印 めだか工房」の和テイストの図案と作品が6ページ分掲載されています。書店に立ち寄ったら、ぜひ手にとって見てくださいね!
 

春のちらしずし

2011年03月04日 | 季節の膳 ‥旬をいただく
 
 桃のお節句にちらしずしをつくりました。
 数日前の新聞に掲載されていたちらしずしをまねて、錦糸卵をちらした上に菜の花と紅しょうがを添え、色鮮やかな春のごちそうに。

 子供のころは母のちらしずしが楽しみでした。大きな飯台に入れた酢めしと具をしゃもじでさくさくと切り混ぜる母のかたわらで、わたしは(余分な水分を飛ばすために)うちわをパタパタとあおいだことを思い出します。

 具は、にんじん、れんこん、こんにゃく、しいたけ。母のちらしずしには桃色のでんぶがトッピングされていたっけ。


 日中の気温が10℃に満たない寒い寒い上巳のお節句でしたけど、主人といっしょにちらしずしと食後にひなケーキもいただき、ささやかな春むかえの夜でした。
 

源氏雛

2011年03月01日 | 筆すさび ‥俳画
 
 毎年、二月の画題は「おひなさま」です。

 これまで「紙雛」「流し雛 と ひなあられ」などを描いてきましたが、今年のおひなさまは「源氏雛」。お内裏さまがむつまじく寄り添う土鈴です。土鈴の画像が こちら にあります。

 同じ絵を何枚も描いたのですが、どれも女雛のほうが大きくなってしまい、男雛が女雛に押しつぶされそうに見えてしまって‥ え? わが家を反映しているって?? そんなこと、ありませんよ ^^;