雪月花 季節を感じて

2005年~2019年
2019年~Instagramへ移行しました 

柳絮(りゅうじょ)

2017年06月08日 | 季節を感じて ‥一期一会
 
 柳絮(りゅうじょ)、をご存知でしょうか。

 職場の敷地内にある池のたもとに川柳の大木があって、毎年5月の下旬ころになるとたくさんの綿(これを絮という。白い綿毛のついた柳の種子のこと)を飛ばします。初夏の空のもと、まるで雪が降りしきるようなふしぎな光景です。「やなぎ」と聞いてすぐに思い浮かぶのは枝の垂れた糸柳ですが、日本においては糸柳の柳絮はあまり見られないそうな。

 柳絮‥ とても詩的な表現だけれど、風に吹かれるままにふわふわと飛んでゆくそのさまから、中国では移り気なようすをたとえるときに使われるそうです。


 7日、関東は梅雨入り。体調をくずしやすい季節です。
 みなさま、ご自愛くださいませ。
 

雪月花のこと ‥ごあいさつ

2017年06月05日 | 雪月花のこと

 2016年5月から一年ほどお休みしてしまいました‥ みなさま、お元気でしょうか。
 これからもゆるゆると雪月花のつぶやきに、どうぞおつきあいくださいませ。

 <近況報告>
 ・手織り教室に通い始めて三年余りがすぎました。
  現在はカリキュラムの最終課題「草木染め絹着尺」にとりかかっています。
 ・6年ぶりに信州の「クラフトフェアまつもと」へ行きました。
  この季節の松本はほんとうに楽しいです♪ 近々また訪ねたいとおもいます。
 ・更年期ですから体の不調はいろいろありますが‥ 元気です ^^

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 日本の美しいものを代表する言葉「雪月花」。この言葉の意味を長い間考えてきました。わたしの結論は「花を惜しみ、月に嘯(うそぶ)き、雪に親しむ」暮らし‥、刻々と移りゆく季節の中で一日一日の暮らしを心から楽しむこと、でした。この国の美しい和のこころは、四季折々の日常生活の中に息づいています。西洋化がすすみ、きもの姿で街を歩きにくくなっている今日だけれど、むずかしく考えないで、暮らしの中に気軽に日本の美しいものを取り入れてゆきたい、そんな気持ちでこのページを作っています。ささやかな、季節感あふれる「和の暮らし」、日本を楽しんでいるわたしの記録です。
 
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