東京は冬らしくきんと冷える日がつづいています。寒いのが苦手なわたしはいったんこたつに足を入れますとなかなか出られません。冬は猫になってこたつでまるくなっていたい‥ そんな気持ちなのですが、昨日は勇気をふるって(?)美容院へ出かけ、半年ぶりに髪をまっすぐにのばしましたら、髪もこころもすっきりかる~くなりました。こんな感じ‥ │^^│♪
この冬義父母の畑で聖護院だいこんがとれたので、かぼちゃよりも大きなのをひとつもらって帰りました。長ねぎは葉の根もとに包丁を入れますと切り口から無色のどろっとしたぬめりが出て、まるで九条ねぎのようです。甘みがつまっているのでしょう、小口切りにせず大きめのひと口大に切ってたっぷり食べています。さらに青首だいこんが数本と里芋もたくさん。キッチンでねぎや根菜を煮炊きする日がつづいています。
冬といえば、身体が温まって、野菜をたっぷり食べられて、食後の後片付けも簡単なお鍋がいちばん!ですね。みなさまはどんな鍋料理がお好きですか。最近のわが家のお気に入りは、ごま風味のすきやき風お鍋です。土鍋にごま油で香りづけしたたっぷりの鶏がらスープに好みの野菜、豆腐、牛肉を入れ、すきやき風に生卵のタレでいただきます。野菜とお肉を平らげた後は、スープを好みで味付けして中華麺を入れてごはん代わりにします。食欲をそそるごま風味のスープにピリ辛のタレが合い、食がすすみます。(NHKのある番組で紹介していたレシピです。詳細は こちら をご覧ください)
冬至の日しみじみ親し膝に来る (富安風生)
22日は冬至です。冬至は冬初めといいますけれども、この日をさかいに畳の目ひとつ分ずつ日脚が長くなるそうですから、「冬初め」より「一陽来復」という言葉のほうが有り難く感じられて、なにとなく気持ちも浮き立ってまいります。わが家の食卓には冬の太陽のような柚子がひとつ、柚子湯につかるのをまっています。
きょうは あしたが たのしみ。
これは「第10回手帳大賞 身近な人の名言・格言部門」で受賞した言葉のひとつです。5歳の息子がおばあちゃんの家へ遊びに行くのが待ち遠しくて、乏しいボキャブラリーを精一杯駆使して日記に書いた一文です、とお母さんの解説がついていました。この一年、楽しいことやうれしいことばかりではなかったけれど、陰極まって陽に転じるという冬至の日に「あしたが たのしみ」「新しい年(春)が たのしみ」と声に出してみたら、沈みがちな気持ちも軽くなるかもしれませんね。
冬至、天日回生すといふ日に
あまてらす神の復(かえ)ると聞く今日は みそらのはての明日ぞこひしき
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今年も雪月花の庵にご訪問くださいまして有難うございました。コメントや一筆箋にみなさまからたくさんの温かいお言葉を頂戴して、毎日のように新しい出会いや発見がありました。また、師走になってからブログをとおしておつきあいをさせていただいている方々の受賞の知らせ(水墨画、写真、随筆)が相次いで届き、たいへん励みになりました。これらを糧に、新年もまた季節になずんだ暮らしのひとコマひとコマを綴ってゆきたいと思います。
「雪月花」は新年まで記事の更新をお休みします。年明けは元気な干支、イノシシを連れて登場する予定です ^^
みなさまお健やかにクリスマスとよいお年をお迎えくださいませ。
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一筆箋