雪月花 季節を感じて

2005年~2019年
2019年~Instagramへ移行しました 

キウイと白ワインのコンフィチュール

2015年01月27日 | 季節の膳 ‥旬をいただく
 

全豪オープン4回戦、錦織圭のプレイを見ながらキウイジャムをつくる。白ワインと合わせて大人なお味に。煮るとアルコール分は飛んでしまいます。

キウイは一年中出まわっているし、5~6個入り1袋を買うとたっぷり2瓶分できて重宝します。

  

白鷺

2015年01月26日 | 小魚庵だより ‥日々の拾遺
 

白鷺が好き。

河川敷を歩くとき、いつもそのスノー・ホワイトの美しい姿を探してしまう。

今日見たのはチュウサギ? 脚線美にほれぼれ。

 

糸をもとめて

2015年01月23日 | はたおと ‥織りものがたり
 

機織り三作目の糸をもとめて東京のお店へ。お目当てはIsager(イサガー)の糸。織りの技術がおぼつかない初心者だから、糸のちからを借りようというわけ。

Isagerの糸の質感も色もほんとうにすてき。このウールとフラックス(亜麻)の混紡糸は、軽くてなめらか。北欧のセンスにあやかりたい。

 

追悼 宮尾登美子さん

2015年01月22日 | 本の森
 

宮尾登美子さんが亡くなった。

『一絃の琴』の苗、『序の舞』の津也、『春燈』の烈‥ 芯が強く、どんな逆境も忍びまっすぐに生きる女性を描かせたら、このひとの右に出る作家はいないとおもう。宮尾さんご自身もまた、小説の主人公さながらに生きぬいた人だったそうだ。山崎豊子さんにつづき、またひとり偉大な女流作家がこの世を去った。

ご冥福をお祈りいたします。

 

山上にて

2015年01月20日 | 小魚庵だより ‥日々の拾遺
 
おとなりの町の、小高い山の上に職場がある。いまは冬枯れの景色だけれど、紅葉はドラマティックだし、春は桜の名所になるそう。ことしはじめてここで迎える春が待ちどおしい。

ときおり、野うさぎやたぬきがひょっこり顔を出す。秋には野生のすずむしの声を聞いた。広い空、葉ずれの音、鳥の声‥ こんなところで仕事ができるなんて、しあわせだなとおもう。

 

ホームスパン

2015年01月19日 | 小魚庵だより ‥日々の拾遺
 

真冬のきものの外出時に欠かせない、ホームスパンのストール。

数年前、日本民藝館の公募展でもとめたお気に入り。作り手は奈良在住の女性だったとおもう。ちょっと高かったけれど、このぬくもりとふわふわ感に魅せられて手放せなくなってしまった。

いつの日か、こんなすてきなストールを織れるようになりたい。