縫い取りの技法を時間をかけて習得した後、仕上げにお太鼓柄の八寸名古屋帯を織ります。お太鼓の柄を縫い取りで表現するのですが、じっさいに着付けるときに苦労しないように、自分の体形に合わせた帯の長さ、お太鼓と帯前部の柄の位置、柄のデザインや色、レイアウトまで、しっかりと設計します。
下はお太鼓柄のデザイン図。手持ちの帯を参考にしながらレイアウトを決めました。着付けるときに柄を出しやすいよう、縦長のデザインに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/48/68c4de4e8d8bdb52355bc3f735c75986.jpg)
柄以外の部分は単純な平織りですが、八寸帯だから巾を一定に保つだけでなく、左右の両端がきれいに仕上がるよう、緯糸の折り返しに十分気をつけながら織りすすみます。
まずは無事にお太鼓部分の縫い取りが完成。ところどころにわずかに金糸を入れて、アクセントに。下の写真は仕立て上がり後のもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/14/8e686171659633fdb86e61780529d1ec.jpg)
そして、もっとも苦労するのが半巾に折って着付ける帯前部の柄のレイアウトです。左右向かい合わせのデザインにするのですが、鏡合わせでなく、中心をすこしだけずらします。ここで、上下左右のレイアウトをまちがえてしまうと、着付けたときにタイヘンなことに!?なってしまいます‥。でも、このころには縫い取りにすっかり慣れていましたから、すこしずつ、デザインどおりに柄が織り出されてゆくのを楽しむゆとりがありました ^^
帯前部を織ってしまえば、あとは手先までひたすら平織り、平織り‥。そうそう、経糸はかなり太めの糸ですが、緯糸の玉糸は3色(空色、黄色、桃色)に染め分けて、3色の糸をねじりながら1本に束ねて入れています。
帯前部の柄のレイアウトと、仕立て上がり後に着付けてみたときの写真です。思いのほか柄出しがうまくいって、気分は上々です ^o^
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/e9/d84c1eabc4440f6c6bb6912bf8828ebb.jpg)
きれいに仕立て上がってきたときは、13メートルを織った縞木綿の着尺のときより、何倍もうれしかった~ 縫い取りって、楽しいです♪ もうひとつ、濃い色の地の八寸帯を織ってみたいな~ ^-^
下はお太鼓柄のデザイン図。手持ちの帯を参考にしながらレイアウトを決めました。着付けるときに柄を出しやすいよう、縦長のデザインに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/48/68c4de4e8d8bdb52355bc3f735c75986.jpg)
柄以外の部分は単純な平織りですが、八寸帯だから巾を一定に保つだけでなく、左右の両端がきれいに仕上がるよう、緯糸の折り返しに十分気をつけながら織りすすみます。
まずは無事にお太鼓部分の縫い取りが完成。ところどころにわずかに金糸を入れて、アクセントに。下の写真は仕立て上がり後のもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/14/8e686171659633fdb86e61780529d1ec.jpg)
そして、もっとも苦労するのが半巾に折って着付ける帯前部の柄のレイアウトです。左右向かい合わせのデザインにするのですが、鏡合わせでなく、中心をすこしだけずらします。ここで、上下左右のレイアウトをまちがえてしまうと、着付けたときにタイヘンなことに!?なってしまいます‥。でも、このころには縫い取りにすっかり慣れていましたから、すこしずつ、デザインどおりに柄が織り出されてゆくのを楽しむゆとりがありました ^^
帯前部を織ってしまえば、あとは手先までひたすら平織り、平織り‥。そうそう、経糸はかなり太めの糸ですが、緯糸の玉糸は3色(空色、黄色、桃色)に染め分けて、3色の糸をねじりながら1本に束ねて入れています。
帯前部の柄のレイアウトと、仕立て上がり後に着付けてみたときの写真です。思いのほか柄出しがうまくいって、気分は上々です ^o^
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/e9/d84c1eabc4440f6c6bb6912bf8828ebb.jpg)
きれいに仕立て上がってきたときは、13メートルを織った縞木綿の着尺のときより、何倍もうれしかった~ 縫い取りって、楽しいです♪ もうひとつ、濃い色の地の八寸帯を織ってみたいな~ ^-^