ラオス北部にくらすタイ・ルー族の敷布、パーロップです。パーロップは、母から娘へ、そして孫娘へと受け継がれる伝統的な染織技術により制作されるお嫁入り道具。これは20世紀半ば~後半のもの。 生成りの木綿布に、藍と茶の草木染め木綿糸で龍神、聖鳥、象、木、草花などを浮き織りしています。繊細な手仕事だけど、日本の刺しこぎんや菱刺しに比べると素朴でおおらかな印象。緯糸はすべて手紡ぎで、およそ100cm×200cmあるにもかかわらず、驚くような軽さです。 これを、帯に仕立て替えます。 仕上がりが楽しみ♪ |
←『清野恵里子のきものの愉しみ帯あそび』(集英社)に、パーロップで仕立てた帯が紹介されています ^^ |