雪月花 季節を感じて

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聖護院かぶら

2010年02月19日 | 筆すさび ‥俳画
 
 雪のようにまっ白できめ細かなお肌が特徴の、聖護院かぶらです。京都では、聖護院だいこんとともに「千枚漬け」で知られていますね。

 主人もわたしも、カブが大好き。主人はきれいに束ねられた粒ぞろいのカブたちを見ると「かわいいね~ ^^」といつもほめます。わが家の定番はカブと鶏だんごのくず煮、カブといろどり野菜のパスタサラダ、カブの浅漬けなどなど。あたためると透きとおったやわ肌に、漬けるとしなやかな歯ごたえになるカブって、つくづく美人なお野菜だなぁと感心しちゃいます。つやつやしい葉は湯がいて汁ものの青味にしたり、ごま油で炒めてふりかけに。カブさん、いつもごちそうさまです。


 さて、「一切一味」とは‥
 「一味」は仏語(仏教に由来することば)で、辞書によれば「現象は多様だが、実はすべて同一で、平等・無差別であること」。転じて、仏の教えがあまねくゆきわたることをいうそうです。

 つまり、カブさんも仏さまってことですよね。 合掌 ^人^