お店に「青梅の販売は今回で終わりになります」と札が出ていました。今年は豊作ときく梅の実ですが、収穫は終わりなのですね。
先週末、法要のため集った親族とともに、主人の家の庭の実梅をとりました。幼い子どもたちは、頭上からばらばらと落ちてくる梅に大はしゃぎ。「青梅の下に集る童かな」(子規)。もうすっかり熟していて、皮はそばかすだらけだったけれど、みなうれしそうに持ち帰りました。わが家は、義母が大鍋ふたつ分も煮いた煮梅をたっぷり分けてもらい、帰りに立ち寄った実家では、母が梅ジャムをひと瓶用意して待っていました。
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左が義母の煮梅、右が母の梅ジャムです。
昨年の義母の煮梅は青色をしていましたが、今年はこんな色になるまで、辛抱づよくアクをとり除きながら煮つめたそうです。コクがあってプルーンのような食感。毎朝、プレーンヨーグルトにのせて食べます。
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母の梅ジャムは、いったん煮た梅を流水にさらしてから種を除き、アク抜きをこまめに繰り返しながら電子レンジで煮たもの。すっきりとした味わいです。残りすくなくなった母の手製の梅ジュースに、このジャムを浮かべて梅ゼリーをつくりました。
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ひ~んやり、冷えてます♪
この琥珀色‥ あるいはシャンパーニュというのかしら、見つめているだけで梅雨のじめじめ感が消えて爽快な気分になれます ^^ 食べるのが惜しいくらい、きれい。
ふたりの母の梅仕事に、今年も甘えられるしあわせ。
それぞれの母の工夫の煮梅かな (雪月花)
明日21日は、夏至です。