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SC相模原2015年の初夢~球技場待望論

2015-01-04 19:34:53 | SC相模原日記
今、世界の小売業が最重要戦略として位置付けているのがオム二チャネルです。オムニチャネルとは「ネット販売と実店舗のコラボレーションで双方の来店頻度・顧客の満足度を上げてビジネスを拡大する戦略」です。日本最大の流通企業セブン&アイHLDGS.の経営戦略の優先順位No.1も当然オムニチャネルの構築です。全国のイトーヨーカ堂、そごう、西武百貨店、LOFT,赤ちゃん本舗などで販売されている商品をスマホで購入し、自宅最寄りのセブンイレブンで翌日に商品を受け取れる時代がまもなく到来することでしょう。
よってコンビニエンスストアの出店は、今後も加速していきます。特に主要駅の周囲には、セブンイレブン・ローソン・ファミマ・ミニストップなどのコンビニ大手の陣取り合戦が一層激しくなります。一方、大型駐車場を備えたロードサイドのショッピングモールにお客様を取られた駅前の大型商業施設は一層地盤沈下していきます。

先日、日産自動車のマーケティング部長にお話を伺ったところ、自動車を購入する時、日本の消費者が自動車ディーラーに来店する回数は平均で2回を下回っているそうです。つまり、本やネット上で買いたい車を絞り込みディーラーの営業マンとメール&電話でやり取りし購入価格・条件を決めていくので、お客様がディーラーに行く時は、実際の購入予定自動車の確認と購入条件最終交渉・手続きの話し合い1~2回だけなのです。
都内を中心に店舗展開する「カクヤス」という酒屋さんは、東京23区内であればビール1本から配送料無料で自宅に届けてくれます。2時間以内を目標に届けてくれるので、買い置きしなくても冷えたビールを届けてくれます。そして今カクヤスでは、無料でお届けする食料品の内容をどんどん増やしています。消費者は必要なものを必要な時に必要な量だけ家に届けてもらう時代が今後一層進んでいくでしょう。
こうした消費生活の大変化の中で、当然21世紀の街づくりの設計は大きく変えなければなりません。20世紀末に行われた相模大野駅周辺の開発のような「大型商業施設誘致方式」は、極めて時代遅れです。人々は何を求めて市外から県外から国外から相模原市に訪れるのでしょうか。

21世紀のヨーロッパの街づくりには「スポーツ・音楽・美術イベントで多くの人々を我が街に集め経済を活性化させる」という考え方があります。その意味でスポーツスタジアムは「我が街の顔」の一つです。言うまでもなく相模原市は、下の表の通り全国でもトップレベルのフットボールチームを有しており「スポーツ」に関して優良なコンテンツを既に手にしています。

しかしこれらの優良コンテンツで、相模原ギオンスタジアムで毎回定期的に試合を開催しているのはSC相模原だけです。アメフトは川崎球場、ラグビーは田名の三菱重工グラウンド、女子サッカーは主にノジマフットボールパークで行われています。特にアメフト・ラグビーのような格闘技系フットボールは、川崎球場や三菱重工グラウンドのように、選手とお客様の距離が近いスタジアム&グラウンドの方が肉弾戦の迫力が全然違います。観客席とフィールドが近い「球技場(フットボールスタジアム)」が相模原に出来たとしたらその「球技場」は多くの人々を相模原市に集客する「我が街の顔」になる可能性があります。しかも2019年にはラグビーワールドカップが日本で開催されるためこうした動きと連動させ集客効果を上げるのは今が好機です。
この「球技場待望論」は、以前から出ていますが現実化するのでしょうか。今回の相模原ギオンスタジアム改修検討とどのように関連するのでしょうか。相模原市の戦略検討の結果が楽しみです。
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