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人の不幸は蜜の味

2014-07-24 23:38:42 | SC相模原日記
今年のNHK大河ドラマはなかなか面白いです。日曜夜8:00から始まる軍師官兵衛は、先週の日曜日7月20日の視聴率が19.4%と過去最高を記録しました。さらに、面白いのが新聞・週刊誌・ネットニュースのマスメディアは、このニュースに全く無関心な事。「岡田官兵衛、視聴率絶好調」などという記事は全くの少数です。逆に大河ドラマの視聴率が低いと、ネット・週刊誌を始め「低視聴率!」「史上最低レベル」とわんさか書きたてます。2年前の平清盛は確かに内容が面白くありませんでしたが、「松山ケンイチ、史上最低視聴率また更新!」と、一年間通じてメディアに書きたてられました。この事はメディアというものの本質をよく表しています。メディアの世界において「人の不幸は蜜の味」なのです。

オリンピックのスポンサーシップの契約は大変厳格で、オリンピックの5つの輪のマークも、その使用には対価を払いオリンピック委員会の承認を得なければなりません。あるパン屋さんがオリンピック期間中、ベーグルというリング状のパンをオリンピックの五輪に見立てて店頭に飾ったところオリンピック委員会からNGをだされる程です。基本的には公式スポンサーへの便宜が最大限に図られるのです。ロンドンオリンピックでのスポーツ用品の公式スポンサーは「アディダス」でしたね。それに対抗してアメリカの「ナイキ社」が五輪期間中、ロンドンの地下鉄主要駅をナイキの広告を張り巡らしたというニュース、ご記憶にありますでしょうか。この報道こそナイキ社の「仕込み」なのです。地下鉄の駅がナイキのポスターだらけになることなど別によくあること。どこの会社でもよくやる宣伝広告です。しかし、それを「ナイキが五輪公式スポンサーであるアディダスに挑戦」とメディアに書かせる(=仕込む)ことによって、初めてナイキとしての大きなマーケティング効果を発揮するのです。

ですので企業の広報は、一般社会に広く知ってもらいたい自社のニュースを、メディアが欲しがるような記事内容に仕立てて記者・ライターに取り上げてもらい、自社の都合よく流すのが仕事です。今年のSC相模原の広報の仕事で「これは素晴らしい」と思ったのは何といっても「働くJリーガー」の記事。朝日新聞に始まりサッカー専門誌、ネットのスポーツコラムなど、メディアが繰り返しこのテーマを記事にしました。この記事もJリーガーなのに、職務の時間によりサッカーだけに集中できない選手を笑うメディアの「人の不幸は蜜の味」がたっぷり染み込んでいます。いやらしいですよね。逆にSC相模原の広報としてみれば、より多くの人にSC相模原の実情を知ってもらい認知度を上げたいという「仕込み」で作られた記事です。
だから皆さん、メディアから流れるニュースの真実をよーく見抜いてくださいね。「人の不幸は蜜の味」「仕込み」をよく見極めて起こっている事実を正確に把握しながらニュースを読んでみてください。逆にSC相模原は、「人の不幸は蜜の味」と「仕込み」をよくブレンドしたメディアが欲しがるニュースをどんどん流してSC相模原の認知度UPを推進してください。
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