鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

時の流れの速さを感じつつ「さんぽ市」に思い巡らせる文月…

2015-07-01 22:55:35 | 日記

「ふと気がつけば」と言うべきか、「とうに思っていたことだけど…」とそっと腕組みしてしまうかはともかく、本日の7月1日を迎えてあらためて「月日の経つことのなんと速いことか…」。感覚的にはほんの少し前に年が開け、暖かくなって桜が咲いたと思っていたら、紫陽花の花も盛りを過ぎて七夕もすぐ目の前に…。

梅雨空と夏の陽射しが「日替わりランチ」のように日々移ろう今日この頃、毎朝開く新聞紙上ではもっぱら「ギリシャ」の見出しが躍っています。

ギリシャが7月1日までにIMFに返済を迫られている金額は日本円にして約2200億円とも伝えられていました。さらにギリシャがEUに負っている借金は約42兆円とも言われています。EU諸国が、アメリカが、そしてこの国もギリシャの行方を固唾を呑んで見守っています。

この写真に見られるギリシャの記事の左側に、新国立競技場の記事が並んでいるところがなんともシュール? でもありました。この新国立競技場の記事によると、建設には約2500億円ほどの費用が掛かるとか。なんと、オリンピック発祥の地・ギリシャがIMFにすぐにでも返済しなければならない額が、ほぼそのまま2020年東京オリンピックのメインスタジアム建設費用と等しい金額というこの事実…。つくづく、私感とはいえ、神宮外苑に似合うとは思えないあの「新国立」を本当に作っちゃっていいの? という疑問があらためて浮かんでいきてしまいます。

昨日の6月末日、朝からこのたびの「ギリシャと新国立」についてあれこれつぶやいていたところ、ウチの同居人さんから「それはそうと、今日はお祓いさんの日ですから、鶴岡八幡宮さんのお参り、よろしくお願いしますね」とやんわりと使命を仰せつかってしまいました。反射的に「かしこまりました」とアタマを垂れるワタシがいます。「大祓い」ならびに「お祓いさん」に関してはこちらから。

今年に限っては通岡八幡宮での「大祓い式」に参列出来ぬまま、「お祓いさん」だけを授受していただいてきました。

水色の御幣がかけられた「お祓いさん」が、これから大晦日まで家を守ってくれます。そして、赤い御幣がかかられた「お祓いさん」がこれまでの半年間にわたり、家を守ってくれたことになります。半年間、軒先で風にさらされていたことにより、それなりに痛めつけられている感があります。あらためて「おつかれさまでした」との念を禁じ得ません…。

水色の「夏バージョン」? を軒に祀ってあらためて、平穏を願います。

不思議なもので、御幣が赤から水色に変わるだけで、玄関まわりがグッと涼しげな印象に変わります。

「お祓いさん」にまつわるわが家なりのさまざまな儀式と作陶を終えての夕餉、わが家に居合わせた友人たちとの食卓は思いもよらぬ豪華?なメニューが…。

常日頃、夕食はキリン淡麗グリーンとともにつまみを一、二品…という形態をモットーとしているだけに、この夜の食事はまさに異次元の出来事のような感もあります。これも首尾よく使命をこなした「お祓いさん」のご褒美なのかなとも…。

ともあれ7月初めの本日午後から街の南の海の方から吹き来る風雨が去った後、夕刻の空には雨を振らせた雨雲の名残りと潮の香りが漂っていました。


そして今宵、キリン淡麗グリーンを呑みながら、あと一か月後に迫った「鎌倉佐助のさんぽ市」案内チラシをシコシコとチェックしているワタシがいます。

文字や文章を修正チェックするこの時間こそが、とても充実感溢れるひとときです。文字を校正しながら「気分はすっかり さんぽ市」ということになります…。「大祓い」を経て街が夏色モードに染まり行く中、「さんぽ市」の準備にいそしむひときこそ、ある意味にて至極の時間でもあります。

鎌倉駅西口から徒歩5分、この夏も佐助ケ谷の街には「トンネル抜けて、つながる笑顔」で溢れることでしょう。今年も「鎌倉佐助のさんぽ市」をよろしくお願いいたします。当ブログでも、「佐助のさんぽ市」詳細等、折にふれて紹介させていただきます。

今年も「さんぽ市」にお越しくださいますよう、よろしくお願いいたします。






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