鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

暑過ぎた日々を「夏色の思い出」に変える ハナミズキ…。

2014-08-24 23:09:30 | 日記
思いおこせば今から約20日ほど前の8月はじめ、ご近所のお店仲間がチカラを合わせてのイベント「鎌倉佐助のさんぽ市」の開催と時を合わせて連日の猛暑がやってきたような記憶があります。と同時に、これはあくまでも私感なのですがこの8月を迎えるとともに、朝夕には時折「秋」を思わせる涼しい風がそよぐようにも。

そして昨日23日の土曜日は二十四節気において「暑さが収まる」を意味する「処暑」を迎えるに及びました。そろそろ聞こえ始めたツクツクホウシの鳴き声を聞きながら、あらためて、過ぎ行く夏に思いをはせる今日この頃。「さんぽ市」、そして、またまた一日も休めなかった旧盆の日々を経てもなお続く夏の日の思い出の数々が走馬灯のように…。

たとえば お盆過ぎの、とある夕刻。日頃、佐助自治会の活動に携わっている方々を対象とする夏の恒例の「納涼会」の一コマ。


ご近所のお馴染みの方々が一堂に会して、「佐助の明日を語ろう」というか、「佐助で明日も飲もう!」という方が正しい感じの「フィールド・オブ・ドリンキング…」な光景がくりひろげられます。

陽が暮れるとともに主役はチビッ子のもとへ。


花火に興じるチビッ子たちの「キャーキャー」と叫ぶ声が、線香花火の煙に乗って佐助の夕暮れの空に遠く響いていました。


そして本日24日・日曜日の夕刻、「さんぽ市」のお仲間・鎌倉児童ホームさんで毎年開催される「児童ホーム夏祭り」にチラッと顔を出してみました。

児童ホームさん、自治会さんをはじめ、ご近所の方々がともに手を携えて進行していくその「手作り感」の中にどことなく「昭和の薫り」が感じられます。

会場でお会いしたご近所に住む人生の先輩諸氏から「今夜、建長寺で行なわれる光のイベントに行こうよ」、「今頃、鶴岡八幡宮で南こうせつがライブしてるよ」云々、さまざまなアプローチをいただきました。このところ、お仕事が少々ハードワークだったゆえ、やんわりお断りして、暮れゆく空を眺めながら帰宅の途へ…。と思っていたところ、東京の友人夫妻から「今、鎌倉駅。来てね」との連絡がワタシの携帯に。「おおおっ!」という感じで進路変更して彼らと駅で落ち合い、導かれるままに着いた先は、なんと鶴岡八幡宮。おりしも「鎌倉音楽祭 鶴舞2014」が開催されていたのでした。これこそ、南こうせつさんが出演するライブでした…。

舞殿の特設ステージでは南こうせつさんが登場する前、おりしも、一青窈さんが「ハナミズキ」を切々と歌っていました。

ワタシの友人知人の間には、一青窈さんの熱狂的なファンが何人もいます。今回、初めて彼女の歌声とその姿に触れ、ふとその友人達の顔が次々に浮かんできて、思わず「みんな、元気かなぁ」と、柄にも無くしんみり。歌のチカラって素晴らしい、のですね…。

南こうせつさんのステージは、3曲目の「夢一夜」まで聴いて、友人夫妻ともども帰途に。

ふり返れば、「南こうせつとかぐや姫」というユニットが「神田川」という大ヒット曲を生み出したのは今から約40年も前のこと。当時、ワタシはたしか高校3年生だったような記憶があります。あらためて、この40年間ちっとも進歩していないことに気づかされた夏の夜…、でもありました。

そして明日は、大好きな「夏の甲子園」晴れの決勝戦。三重高校と大阪桐蔭高校が深紅の優勝旗を賭けての一戦となります。この決勝戦がゲームセットを迎えると同時にワタシの夏も「ジ・エンド」。


本日、「鎌倉音楽祭」のステージから流れる南こうせつさんの歌声を聴きながらの帰路、鶴岡八幡宮参道の夕空は秋色の風が流れていました。
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