鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

節分、そして佐助稲荷初午祭り。今宵、福豆をつまみに「越乃寒梅」

2012-02-03 20:39:33 | 日記
ここ数日、テレビをはじめとするマスコミでは「記録的寒波・・」と報道し続けています。まったくもって、各地の豪雪の映像を観るにつけ、つくづく「雪国に住む人たちは大変だなぁ」と、寒さや雪と闘うことの労苦に対して思い入ってしまいます。お疲れさまです・・。

そのような苦労とは比べるべくもありませんが、ここ鎌倉も「この冬は寒い!」。そして、今朝はとりわけ冷えました。わが家のガス給湯器もお湯の配管が凍結し、午前中はお湯が出ない事態となりました。こんなことは初めてです。

とはいうものの本日は節分、「鬼は外、福は内・・」。そして明日は「立春」。ということで、なんとなく「気分も春めく」、と単純に心ウキウキするのは私だけかな・・。

ご近所の佐助稲荷では、正午から「初午祭」が執り行われました。「初午」とは二月の最初の午の日をいい、お稲荷さまを祀る稲荷祭りとか。この日、全国各地の稲荷神社で「初午」のお祭りが行われるのだそうです。

蛇足ながらブログなんぞをアップするにあたり、たとえば「初午」の由来等を調べたりしてみると、はじめて知るようなことのなんと多いことか。これまで半世紀以上もこの世に棲息してきていますが、「これほどまでに不勉強だったか」とひとり恥入ってしまいます。

それはさておき、本日正午の佐助稲荷。

「初午際」という響きからすると、なんとなく「アンティーク」というか「ヴィンテージ」な方々ばかりがお集まりなのかと思いきや、若いお嬢さん達の姿も多いことにビックリ。思わず、なんだか訳もわからず「この国の未来も明るいかも・・」と勝手に思ったりしました。

「初午祭」は神主さんの祝詞から始まり、クライマックスは女性の神官のおごそかな「神楽の舞」。

うーん、写真手前側の銀色の不思議な物体、というか、白髪がなんとも気になります。すみません。「初午」なのに・・。

派手な「舞」の後にやや控えめな「舞」。


正午から始まった「初午際」は都合30分にて、お開き。

ここ佐助稲荷にて三回目の「初午祭り」となるウチの奥さんいわく、「今年はいつもよりも少しばかり人が少ないけど、しっとり落ち着いた雰囲気」だとか。今回がはじめての私としては、ただただ「ああ、そうなんだ・・。本日も勉強になりました」と、うなずくのみ、です。

それにしても、本日の佐助稲荷は冷えました。本殿脇の石の桶の水はビシッと凍っていました。傍らの小石で氷の表面を叩いてみたのですが、ビクともしません。アイススケートができそうなくらいの見事な厚さの氷でした。


佐助稲荷のお参りするたびに思うのですが、本殿から下界へ降りるこの階段の景色、

この赤い鳥居が並ぶ光景に凛とした「何か」見えないものを感じます。

お昼前のひととき、陶芸の手を休めての厳かな「神事」。佐助ケ谷の春 近し。

明日は、立春。

昨年の大晦日に鶴岡八幡宮にて授かってきた「おはらいさん」を、あらたに玄関に飾り変えます。

五十路を経て、なんだかとっても「神事」が気になる今日この頃。

おっと、わが家はこれから「節分」の儀式が始まるようです。

「鬼は外! 福は内!」








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