桜の便りとともに「春を慈しむ、暮らしのマルシェ」、間もなく開幕…

私が暮らす神奈川でも河津桜や玉縄桜をはじめ早咲きの桜は数々ありますが、桜の神髄はやはり、ソメイヨシノにたどり着くのでは…と今でも思っています。そして昨日、神奈川のお隣の東京・靖国神社のソメイヨシノが咲き始めて正式に「開花」の運びとなりました。夕刻のテレビでも

毎年、このソメイヨシノの開花を期にあらためて春本番…。ホワイトデイに向けて用意したささやかなアイテムとともに伝え聞くソメイヨシノの開花のニュースは「サクラ、早すぎ…⁉」と多少の戸惑いも覚えます。

ふり返ってみると、はるか昔の子供の頃は入学式の時期に桜が綺麗に咲いていました。その後、温暖化の影響もあって３月末の卒業式の頃に合わせて桜が咲くようになり、今では春のお彼岸の前に開花という状況になっています。古くから、歳月 人を待たず…と言われてきていますが、今では桜も人を待ってくれないようです。

であるならば、待つのではなく、桜の彩りに合わせて賑わいのひと時を…、ということで、このたび、来たる3月21日 春のお彼岸の中日から私の工房＆併設のカフェ・チー坊ノワールにて

Brand new day「春を慈しむ、暮らしのマルシェ」

を開催いたします。

麻のワンピースやカットソー、そしてさまざまな風合いの生地を織り上げたバッグ、エプロンを製作する女性作家さん達の作品をラインアップ。

そして私は、「さりげない和のテイスト」をテーマに、豆皿、お猪口、片口、ご飯茶碗、抹茶碗を展観いたします。

現在制作中の拙作の一端をここに…


閑話休題

展示会に向けて作陶の仕上げに追われていた一昨日、さまざまな用向きもあって愛車メガーヌを駆って市内各所をめぐっていました。稲村ケ崎の海は少々荒ぶった色合いでしたが、

南風が運ぶ暖かい空気がメガーヌの車内にそよそよと入ってきました…。

鎌倉駅至近の若宮大路に沿う下馬ポンプ場の灰色の壁は暮れ行く春の日差しを浴びて黄金色に輝いていました。


さまざまな用向きで市内の谷戸の間を愛車メガーヌで駆っていた私はといえば、鮮やかな夕焼けを知る由もなく、家の前に戻った時にはじめて鮮やかな夕焼け前に

しばし、絶句…。

SNSをとおして、友人知人の方々がこのたびの見事な夕焼けの様子をアップしていました。中でも、知り合いのミッチーさんがアップしていた夕焼けと富士山のクール＆ウォームな一瞬を捉えたこの一枚は

ただただ「素敵…」のひと言…。

ソメイヨシノに華やぐ時とともに紅い輝く夕陽、そして私どもの工房＆カフェ・チー坊ノワールにて開催される

Brand new day 「春を慈しむ、暮らしのマルシェ」

お時間ありましたら、ぜひ、お越しくださいませ。