鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

「鎌倉 佐助のさんぽ市」 夏空にはじける蝉の声を聞きながら…

2016-07-30 21:23:57 | 日記
海街、寺町、丘の街、そぞろ歩いて佐助の杜へ トンネル抜けてつながる笑顔…

今年も抜けるような夏空のもと、「鎌倉 佐助のさんぽ市」が7月30、31日の両日、佐助の街を舞台に開催の運びとなりました。

「さんぽ市」初日の30日 朝9時、当工房では「さんぽ市」のノボリとともに今は亡きウチの黒猫・チー坊が残してくれたCHI-BOU NOIRのシンボルマークが目ヂカラ全開でお客様のお越しを待っているかのようでした。

今回の「さんぽ市」に際し、前回のブログにて概報のとおりウチの工房では例年以上に様々な企画をご用意しています。

信州からは古安曾農園さんから、あまりにも新鮮過ぎる!? 産地直送の無農薬野菜をご提供いただきました。

滋味たっぷりの野菜は大好評で、「さんぽ市」最終日の31日の午前中には「売り切れ御免」となりそうなう予感が…。ズッキーニや縞ナスをはじめ、いずれの野菜も「プルルン感」が段違い。その外観からだけでも、次元を超えた美味しさが伝わってきます。真っ赤なトマトが甘かったぁ!…。

犬猫アートを手掛ける長澤 星さんの作品は 観る者すべてを「ふんわり感」で包む温かさでいっぱい。

今回は、貴重なアクリル原画も展観しています。

ウチの同居人さんの女学校時代からの友人でエッグアートの小杉由宇子先生は、とても丁寧にワークショップを展開しています。

コツコツと作業すること約2時間。ちょっと大きな二黄卵を使用、彩色、パーツの接着等を行ない、見事なエッグアート作品が出来上がりました。

これまでのワタシの個展や「黒猫展」、そしてこの「さんぽ市」の際にも「鑑定してもらって良かった…」と大好評の「占い処 星の間」星井サトルさんの算命学占いは今回も大賑わい。

工房オープンから終了時間の午後5時を超えても、我が家に特設された「星の間」は息つく間もないほどの盛況となりました。

昨年の「さんぽ市」に続いて、ポートレート撮影会を開催したカメラマン・高岡雅之さんは酷暑の中、ひたすら「良い表情」を追い求めています。

テントの下、旧知の方々との楽しい飲み会!?で少々呂律(ろれつ)が回らなくなっても、シャッターが手ぶれをすることはありません…。さすが、プロカメラマン!

陶芸皿絵付け体験は、今年もチビッ子が主役。ウチの工房で陶芸もしているこのチビッ子は小学低学年の頃から毎年この絵付け体験で「夏の思い出」を残してきています。

今年のテーマは「トンボ」。お手本を手元にチャチャっと3匹のトンボを描き上げて大満足。

今年の初夏あたりから市内では浴衣を纏った散策客の姿が目立つようになっています。聞くところでは、特に若い人たちの間ではレンタルした着物を着て鎌倉散策することがちょっとしたトレンドになっているとか。そのようなこともあってか、今年の「さんぽ市」、ウチの工房でも浴衣姿がやたらに目につきます…。

ウチの二人の知り合い・ユカちゃん。高岡カメラマンのポートレート撮影の最中、ワタシもそっと「記念の一枚を…」

元々、とてもチャーミングなお嬢さんなのですが、浴衣姿はまさに「ステキ…」の言葉しか思い浮かびません。

「さんぽ市」という晴れの場ということもあり、ウチの同居人さんも浴衣姿でおもてなし。袖をたすきでまくり上げるその姿は見方によっては、今から約70年前の太平洋戦争当時の「国防婦人会」のようにも見えます。思わず、傍らから竹やりが出てきそう!?…。

工房も、そしてこちらのリビングにも浴衣姿が…。

ふと気がつくと、ワタシも半ば強制的に浴衣を着せられてしまいました。丈が短くツンツルテンで、横からは「バカボンみたい…」という声が聞こえてきます。


還暦の夏空響く蝉しぐれ 浴衣纏って麒麟とさんぽ

「鎌倉 佐助のさんぽ市」は本日31日まで。よろしくお願いいたします。
コメント (4)
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