1981年6月、ザ・スズナリで『うお傳説』を上演中、私は劇団〈転位・21〉に入る相談をした。既に『漂流家族』は観ていた。『うお傳説』は二回観たのではないかと思う。ザ・スズナリの実質的なこけら落とし公演だった。そうして私の演劇生活は始まった。あれから三十年、この11月、ザ・スズナリが、創立30周年記念公演として『うお傳説』を自主プロデュースで上演する。演出は関美能留、ヒロインは占部房子、舞台監督は森下紀彦である。私にとってはここ三十年の記憶がごちゃ混ぜな感じの布陣である。……11月27日(日)の夜公演終演後、アフタートークに出ます。他のパネラーは、作者の山崎哲さん、関くん、扇田昭彦さん、司会はスズナリの野田治彦さん。……当時の扇田さんの『うお傳説』評は、なんだか読んでいくすがすがしくなるものだった。
http://www.honda-geki.com/suzunari/koen/uodensetsu.html
http://www.honda-geki.com/suzunari/koen/uodensetsu.html
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます