Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

「クリーンな自民党」の方向で行くおつもりですか?

2024-06-02 | Weblog

立憲民主党・岡田克也幹事長が岐阜県多治見市の党会合で、国民民主党との合同について語ったという。

朝日新聞の報道による。

「ちょっとしたきっかけで分かれてしまった国民民主党と立憲民主党だが、基本的に考え方はあまり変わらない」という。そいつはビックリだ!

「野党がバラバラであることを、一番喜ぶのは自民党。立憲と国民は、早く大きな塊にならなければいけない」というので、読めた。自公が過半数割れしたときに国民民主党にそっちに行ってもらいたくないわけだ。

「いずれも連合に支援してもらっており」、という、その問題は今根本的に見直すべき時期にきているんじゃないか。

「次の衆院選はしっかり協力し合う。参院選までには一つの塊になる」、うわあ、なんでそんなバカな。維新とも合同するつもりじゃないだろうな。

「日本の政治を考えたら、バラバラでいることは有権者への裏切りだ。野党第1党として懐深く、ほかの野党と接していきたい」、と、結局は数あわせのことしか言っていない。

内部問題で自滅しつつある自民党の崩壊を見て、もう勝てるつもりで、「クリーンな自民党」の方向で行くおつもりですか? と思う。

けっきょく「議員」を「お仕事」としか考えていない輩が、立憲民主党にもいることを、私は知っている。だが、そうでもない人がいることも忘れていない。

今こそ、自分たちの独自の考えを明確にし、磨いて、国民に問うべきだ。「勝ち馬に乗りましょうキャンペーン」を喜んでもらえると思っていることじたいが、いかに人々を失望させるか。

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クリミア半島・ヤルタにあるチェーホフの最後の家は、日本庭園のある博物館になっています

2024-06-02 | Weblog

クリミア半島・ヤルタにあるチェーホフの最後の家は、博物館になっています。

チェーホフは健康上のこともあって医師の薦めで温暖なヤルタで暮らしました。

結核の持病にもかかわらず作家生活を続け『三人姉妹』も『桜の園』も、この地で書いた。

亡くなったのはヤルタではなく、妻であるモスクワボリショイ劇場の女優 オリガ・クニッペルを伴ってドイツ旅行に行き、気候不順が原因でかの地で急逝しました。

チェーホフに彼女の出演する劇を観せるために作られたのが、ヤルタ・チェーホフ劇場であり、その地でのフェスティバルの燐光群『屋根裏』も出演したのです。

 

燐光群新作『地の塩、海の根』。ウクライナと私たちについて考える劇を、創作しています。

 

※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   

 

 

燐光群『地の塩、海の根』

台本・演出 坂手洋二

6月21日(金)〜7月7日(日) 下北沢 ザ・スズナリ

 

 

燐光群は、2023年、燐光群創立40周年記念公演として『ストレイト・ライン・クレイジー』『わが友、第五福竜丸』の2作品を上演、両作とも好評を博すことができました。
新たな一歩となる2024年第1作『地の塩、海の根』を6月21日(金)より下北沢ザ・スズナリにて上演致します。
燐光群は2013年、ウクライナで『屋根裏』を上演しています。

 

その小説を読みたい、と少年は言った。
ただ、ロシア語になっている翻訳では、読みたくないのだと。

ユゼフ・ヴィトリンの幻の小説『地の塩』のリーディングをするため、集められた人たち。
彼らもまだその小説を読んではいなかった。

 

ユダヤ系ポーランド作家ユゼフ・ヴィトリンによる現ウクライナ地域の第一次世界大戦時の民衆の苦悩を描いた反戦小説『地の塩』。世界的に知られていますが日本では未紹介でした。
ロシアによるウクライナ侵攻直後の2022年6月22日、大阪城野外音楽堂で、非戦イベントが行われ、「渋さ知らズ」の演奏や、様々な舞踊と共に、この小説をもとにした「非戦リーディング」が関西の演劇人と坂手洋二により、実施されました。
あれから二年、ロシアの侵攻は依然として続き、イスラエルによるガザへの攻撃も激化しています。混迷する世界で、私たちにとって必要な演劇とは何かを考え、新たな劇世界を提示してゆきます。ジャーナリスティックな視点と今日的な課題を劇世界へと昇華させる、坂手洋二の書き下ろし新作にご期待ください。


ユゼフ・ヴィトリン作『地の塩』は、田中壮泰翻訳により、年内に松籟社から発刊予定です。

 
 

CAST

森尾舞 南谷朝子 土屋良太 円城寺あや
鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋
樋尾麻衣子 武山尚史 大対源 徳永達哉 瓜生田凌矢
尾形可耶子 西村順子 坂下可甫子 高木愛香 青山友香
声の出演 = 中山マリ

 

STAFF

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○島猛(ステージオフィス)
舞台監督○森下紀彦
美術○じょん万次郎
衣裳○小林巨和
擬闘◯山村秀勝
演出助手○水野玲子
進行助手○宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○樋尾麻衣子 中山マリ 遠藤いち花
人形制作○秋葉ヨリエ
インターン○山本一翔
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
宣伝意匠○高崎勝也
協力○田中壮泰 常田景子 名取事務所 浅井企画 アットプロダクション プロダクション・タクト 公益財団法人セゾン文化財団 高津装飾美術
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○内海常葉 桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催○有限会社グッドフェローズ

 

【全席指定】
般前売 3,800円 ペア前売 7,000円 当日 4,200円
*U-25(25歳以下)/大学・専門学校生 2,000円
*高校生以下 1,000円 *印:当日受付にて要証明書提示。
障がい者割引 3,000円(ご同伴者3,000円)リピート割引1,900円
障がい者割引・リピート割引は劇団のみ受付

*21日(金)はプレビュー。一律3,000円。(人数限定・全席自由席・撮影等あり)
*未就学児のご入場はご遠慮下さい。

 

詳細情報はこちらを御覧ください。

https://rinkogun.com/portfolio/20240621_chi_no_shio/

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ウクライナ・ヤルタ〈チェーホフ・フェスティバル〉での『屋根裏』上演から11年 新作 『地の塩、海の根』

2024-06-02 | Weblog

ウクライナ・ヤルタ〈チェーホフ・フェスティバル〉での『屋根裏』上演から、11年。

写真は、その仕込み中。

クリミア半島・ヤルタは、ロシアとウクライナが混じり合い、共存する町でした。

自分たちの生業である演劇によって、あの町と繋がれたことを、大切にしたいと思っています。

 

ウクライナと私たちについて考える劇を、創作しています。

 

 

 

※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   

 

 

燐光群『地の塩、海の根』

台本・演出 坂手洋二

6月21日(金)〜7月7日(日) 下北沢 ザ・スズナリ

 

 

燐光群は、2023年、燐光群創立40周年記念公演として『ストレイト・ライン・クレイジー』『わが友、第五福竜丸』の2作品を上演、両作とも好評を博すことができました。
新たな一歩となる2024年第1作『地の塩、海の根』を6月21日(金)より下北沢ザ・スズナリにて上演致します。
燐光群は2013年、ウクライナで『屋根裏』を上演しています。

 

その小説を読みたい、と少年は言った。
ただ、ロシア語になっている翻訳では、読みたくないのだと。

ユゼフ・ヴィトリンの幻の小説『地の塩』のリーディングをするため、集められた人たち。
彼らもまだその小説を読んではいなかった。

 

ユダヤ系ポーランド作家ユゼフ・ヴィトリンによる現ウクライナ地域の第一次世界大戦時の民衆の苦悩を描いた反戦小説『地の塩』。世界的に知られていますが日本では未紹介でした。
ロシアによるウクライナ侵攻直後の2022年6月22日、大阪城野外音楽堂で、非戦イベントが行われ、「渋さ知らズ」の演奏や、様々な舞踊と共に、この小説をもとにした「非戦リーディング」が関西の演劇人と坂手洋二により、実施されました。
あれから二年、ロシアの侵攻は依然として続き、イスラエルによるガザへの攻撃も激化しています。混迷する世界で、私たちにとって必要な演劇とは何かを考え、新たな劇世界を提示してゆきます。ジャーナリスティックな視点と今日的な課題を劇世界へと昇華させる、坂手洋二の書き下ろし新作にご期待ください。


ユゼフ・ヴィトリン作『地の塩』は、田中壮泰翻訳により、年内に松籟社から発刊予定です。

 
 

CAST

森尾舞 南谷朝子 土屋良太 円城寺あや
鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋
樋尾麻衣子 武山尚史 大対源 徳永達哉 瓜生田凌矢
尾形可耶子 西村順子 坂下可甫子 高木愛香 青山友香
声の出演 = 中山マリ

 

STAFF

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○島猛(ステージオフィス)
舞台監督○森下紀彦
美術○じょん万次郎
衣裳○小林巨和
擬闘◯山村秀勝
演出助手○水野玲子
進行助手○宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○樋尾麻衣子 中山マリ 遠藤いち花
人形制作○秋葉ヨリエ
インターン○山本一翔
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
宣伝意匠○高崎勝也
協力○田中壮泰 常田景子 名取事務所 浅井企画 アットプロダクション プロダクション・タクト 公益財団法人セゾン文化財団 高津装飾美術
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○内海常葉 桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催○有限会社グッドフェローズ

 

【全席指定】
般前売 3,800円 ペア前売 7,000円 当日 4,200円
*U-25(25歳以下)/大学・専門学校生 2,000円
*高校生以下 1,000円 *印:当日受付にて要証明書提示。
障がい者割引 3,000円(ご同伴者3,000円)リピート割引1,900円
障がい者割引・リピート割引は劇団のみ受付

*21日(金)はプレビュー。一律3,000円。(人数限定・全席自由席・撮影等あり)
*未就学児のご入場はご遠慮下さい。

 

詳細情報はこちらを御覧ください。

https://rinkogun.com/portfolio/20240621_chi_no_shio/

 
 

 

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