サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

やっぱり人

2012年05月24日 | サカタだよ
心拍トレーニングを練習に取り入れているアスリートや有名人を取材・撮影することになりました。
さて、どうしたものでしょうか……とにかく手当たり次第に「やってますか?」「やってますか?」って
聞き込みするのは、この場合うまくない気がします。10ページで5組ほど、競技にバリエーションが
でるように、しめきりまでに取材・撮影を終えるには自分の中に深く潜ること!

そう考えたサカタは、編集部を離れて誰にも邪魔されない公園やカフェでひとり、回想にふけります。

以前、世界水泳の競泳日本代表チームのグァム合宿の記事を書いたとき、本題じゃなかったから
詳しくは触れなかったけど、心肺機能を高めるために(?)息が苦しくなるシュノーケル状の器具を
つけて選手たちが泳いでる様子を見たっけ……心肺機能を高めたいなら、心拍トレーニングだって
やってるかもしれない。よし、競泳の代表選手を輩出している某フィットネスクラブの広報のIさんに、
心当たりを尋ねてみよう!



イメージが及ぶ範囲はここまで。あとは祈って待つのみ。数日後、「残念ながら心拍計をつけて普段の
トレーニングをしている選手は、うちのクラブにはいないようですが、平泳ぎの選手層が厚い他チーム
でよければ紹介します」という、じつにありがたい申し出が……やっぱり、頼りになるのは人だなあって
思い直しましたよ。


プールで撮影する前、温度差と湿度差でレンズが
くもるのをさけるため、ホッカイロでカメラを温める
敏腕カメラマン

あとでわかったことですが、この広報の方は社内の人事で5月に他の部署に移ることが決定していて、
なにかと忙しいに違いないのに『ターザン』の取材に便宜を図ってくださいました。うっ、泣けてくる!


心拍計のメーカーに尋ねてみるのもいいかな……

某フィットネスクラブの広報の方が紹介してくれた、某水泳チームが使っている心拍計のメーカーの
広報のFさんの顔を思い出して、たとえば走りが重要なサッカーのチームなどで心拍トレーニングを
やってるところがないか尋ねてみると……「年間を通じて、全員がうちの心拍計をつけて練習してる
チームがありますよ」という大正解なお返事。ただし、なんとFさんも社内の人事でしばらく前に広報
から他の部署に異動になっているということで、ご無沙汰しててゴメンナサイと心の中で詫びてたら、
そのFさんが間に入って取材をまとめてくれたのです。やっぱり人だなあ……うっ、泣ける!


取材に向かうロケバスの中で
PCを立ち上げて原稿を書く
敏腕ライター

今回ぼくなんか原稿書くわけでも写真撮るわけでもないから、アポがとれたら腕利きスタッフふたりに
頼りきりですよ。やっぱり人だなあ(こればっかり)!


雨でもカメラを手離さない敏腕カメラマン


ちゃんとカメラにも「雨具」を着せている

「オレ撮影で雨降ることって滅多にないからさぁ、これカメラ用の雨除けだけど使うの初めてだよ」って
いいながら、買ったままのパッケージから雨除けを取り出してカメラにかぶせてます。しめしめ、これで
4ページできた。あと6ページなんとかしなきゃ……


これがうわさの「全員の心拍計」だ!

どこのメーカーか、わかっちゃうけど構うもんか……。人に助けられて、水泳とサッカーの心拍トレを
取材できたところで、身近なところにも助けてくれる人がいました。編集部でいちばんエライ人というか、
せくすぃ編集長の紹介で、ステージ上でも心拍数を計っているという筋金入りのダンスパフォーマーに
「どうですか心拍トレーニングは」的な珍しいインタビュー&トレーニング撮影です。


すごいなー! 紅白に出ると紅と白の丸がついた
記念の何か透明なものがもらえるんだ……

さて、心拍計のメーカーが他にもあることに早々と気づいていた賢明な腹黒さん。さっそく某社のNさん
に相談したところ、Nさんも一肌脱いで、契約選手じゃない選手にまで個人的に話をつないでくれようと
するじゃありませんか。ぼくのために(というか『ターザン』のために?)そこまで……(涙)。お気持ちを
ありがたく頂戴しつつ、今回は多くの契約選手の中から、日本を代表するトレイルランナーのひとりに
山で取材・撮影しました。


われわれ取材班はついに北鎌倉の奥地に潜入……そこに野生のリスが!!

野生のリスじゃなくて選手を写せよと、おっしゃる気持ちはよくわかりますが、そこは本誌のお楽しみ。
6/14発売号(605号)に掲載なので、ちょっと先ですが、いま一所懸命つくってます。

これで4組、8ページできます。最後の1組は……野球選手のフィジカルトレーニングについて、機会
があればページつくりましょうって何年か前に話したことがある、とある球団の広報のIさんに聞いて
みようと思って、ひさしぶりに連絡してみました。もう想像がつくでしょうが、Iさんは既に球団を離れ、
別のお仕事に就いていたのに、個人的なツテでトライアスロンのロンドンオリンピック日本代表合宿
で心拍トレーニングしてることを確かめ、この時期に取材の話を通してくれました。うむむ、やっぱり
人のおかげ。イメージしたのと別の方向に転がって、よい結果になっていく……



人に助けられて、思いがけないかたちで充実した10ページになりました。6/14発売号、お楽しみに。
って、まだ先ですけどね。最後にロケバスさんの写真でもUPして、また来週。

            
                   
          おそらくこの写真をtwitterに投稿中
      
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