さよなら三角ではないけれど、もしも人間失格ならお別れだし人間合格なら前向きにいくとして、どちらでもない人間三角ならどうするか。マルでもバツでもない三角の人はズルズルと続けざるをえない……それが普通です。
人間十五年
人間五十年、下天のうちを比ぶれば夢まぼろしの如くなり……と頓死した天下人は、人間合格だったのか人間失格だったのか。少なくとも人間三角ではなかった。いまや人生百年時代というデマが流布してますが、実際のところ人間十五年で合格か失格か三角かだいたい決まります。
NO GAIN, NO PAIN
いちばん上の写真の石をネパールの山奥で見かけて、さすが釈迦の生まれた国だ。「得るものがなければ苦しみもない」という真理がペイントされている。と思ったら逆さまで、軍の施設に転がる石に「痛みがなければ何も得られない」とペイントされているにすぎなかった。
不自由不平等売国
自由平等博愛というけど逆さまで、どこかの国がやってることは不自由不平等売国。さてどこだろう、自由を制限して格差を広げ主権を他国に売り渡す国は?
あっちこっち一致
「あっちこっち丁稚」という関西ローカルのコメディ番組があったけど、丁稚のように外遊して舎弟のように金を巻き上げられながら、対等なつきあいを装う禁治産者がいますね。つまらないことを一致した、一致したと吹聴してるけど、「人類が新型コロナウイルスに打ち克つ証として東京オリンピック・パラリンピックは完全な形で開催するとG 7の支持を得た」と吹聴した直後に延期に同意したのは、どういうペテン?
人を憎んで罪を憎まず
罪を憎んで人を憎まず……これが法治国家の原則。人を憎んで罪を憎まず……これが放置国家の原則。
先手先手で後手後手
先手というのは先を見通して誰も意図に気づかない処置を早めに打つこと。何とかしなきゃという状況になってから、急いで手を打つのは先手ではない。先手先手と人がいうとき、それは後手後手にすぎない。「迅速に」「ただちに」「加速して」という言葉が出たら、それは後手。というより本当はもう手遅れ。
人の価値は抵抗の度合いによって測られる
人の価値は文化の度合いによって測られる、というのが元ネタ。学校で人間は機械になり社会で人間は奴隷になる。あるいは学校で人間は奴隷になり社会で人間は家畜になる。わかりやすくいうと人間三角になる。人間十五年……♪
目には目をメールにはメールを
リモートワークの連絡を主にスラックでやってると、もらったメールにスラックで返答したくなるもの。しかしメールにはメールで返さないと相手に認識されにくいようだから、目には目を歯には歯をメールにはメールを。これがコロナ後の新ハンムラビ法典。
検索より推測
なんでもかんでも検索してるとバカになる。真偽はともかくデータは得られるが検索で価値は生まれない。意義のある知見を得るには検索ではなく推測するしかない。
まずい高い遅い
日清焼きそばUFOのネーミングの由来は、うまい・太い・大きいの頭文字。牛丼ひと筋80年♪ のCMソングが流布した当時、はやい・うまい・やすいの三拍子が吉野家のキャッチフレーズだった。それから40〜50年たって吉野家はもう牛丼ひと筋ではない(豚や鰻も出す)し、キャッチフレーズもいつのまにやら、うまい・やすい・はやいの三拍子に変わっているけれど、それにしても今いるこの店まずい高い遅い。
やる気ない元気ない井脇いない
ピンクのスーツを着た人が「やる気、元気、井脇!」というギャグで国会議員になって幾星霜、いつのまにか「やる気ない元気ない井脇いない」になっていた。だからどうしたということでもない。
早起きは三文の損
用もないのに朝5時とかに目が覚めちゃうと悪い意味で「犬も歩けば棒に当たる」……散歩で見なくていいものを見たり、カフェで聞かなくていいことを聞いちゃって早起きは三文の損。これは、ただの日常。
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