サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

ごはん

2014年08月20日 | サカタだよ
兵庫県の加東市は酒造好適米「山田錦」の産地として知られているそうで、加東市の「山田錦」は
あの「獺祭」にも使われるらしい。それじゃこの稲も「山田錦」なのかな? と思ったら、さにあらず。
これは「きぬむすめ」という「特A」ランクの銘柄米で、ごはんとして食べます。向こうのほうに見える
畦道のあっちで作られているのは「山田錦」だとか。


米どころであり酒どころでもある

オバマ大統領が日本に立ち寄って、すきばやし次郎のすしを半分ぐらい食べたとき手土産になった
「獺祭」は山口のお酒だけど、加古川の流れるここ加東市も酒どころ。「日本酒での乾杯を推進する
条例」が、加東市議会で1年ほど前に全会一致で可決されたとか。


オードリーとタッキーがおでむかえ

そんな米どころで酒どころの、丹精込めて稲を育む田んぼに囲まれた環境で、半世紀以上にわたり
炊飯器の一貫生産を行なっている工場を見学しにきたら、お米の姿のオードリーとタッキーが玄関で
おでむかえ。この日は最高気温33℃の予報が出ており、暑いのに大変ありがとう。


小さいオードリーとタッキーも

Wおどり炊きと200℃トリプルスチームでかまどごはんのおいしさを越えた最高級炊飯器SR-SPX184に
よりそうオードリーとタッキーを発見。もちろん「Wおどり炊き」だから「オードリー」と「タッキー」。


銘柄に応じて炊き分けたごはん

この最高級炊飯器は現在、20銘柄21品種のお米にあわせて、おいしく炊き分ける機能がついており、
9月からさらに5銘柄追加されて25銘柄26品種の炊き分けがカンタンにできるようになる予定だという。
論より証拠というわけで、左からコシヒカリ、ゆめぴりか、森のくまさん、いただきます。


おかずもありがたくいただきます

ごはんだけ食べ比べると、こんなにちがうのか!? というほど、銘柄によって味も食感も個性が
際立っている。ライスレディの加古さおりさんが、「ごはんは嗜好品として違いを楽しむものです」と
試食前に話してたけど、こんなに炊き分けられるなら全国のお米を2kgずつ何種類か取り寄せて、
日替わりで炊いて食べたら楽しいだろう。そうすれば外食よりぜいたく。


この子たちも中高年に……?

シルバーのは1953年製の「軽便炊事器」で、その左が1957年製の「最初の自動炊飯器」……
いまはパナソニックで当時はナショナルか松下電器産業? いずれにしても国内の炊飯器は代々
この加東工場で作られてきたみたい。見覚えのある炊飯器が全部ここで生産されたと思うと感慨
深いものがある。たとえば……


炊けるとスイッチがガチャン!

スイッチを押し下げると炊飯がはじまって、炊けたらガチャン! とスイッチが上がるやつ、たしか
おばあちゃんの家にあったな。右は1960年製で、タイムスイッチ付き。左は1962年製、サーモ
スイッチ付き。


マイコンジャー炊飯器もあった

いまはもうほとんどIHになって、マイコンあんまり見なくなったけど、80年代はマイコンジャー炊飯器
の世の中だった。なつかしいな~! 右は1979年製のマイコンジャー炊飯器。左は1985年製で、
時計機能・メモリー炊飯機能付き(そういえば予約で炊けるの画期的だった)。


でた! IH炊飯器。ファジーも!

1988年に初めてIHジャー炊飯器が登場して、1990年にファジーが採用されたと。昨日のこと
みたいだけど、20年以上たつのか。


内釜に塗装して、組み立て確認……

樹脂のリサイクルから、内釜作り、外蓋作り、コイル作り、基盤作り、組み立てなどを工場で見学
して、オードリー&タッキーと記念撮影して兵庫県加東市をあとにしました。

コメント
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