京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

牡丹はなやぐ

2008-04-26 23:04:30 | 季節のことば
神代植物公園の花盛り第二章は牡丹。
香に酔へり牡丹三千の花の中  水原秋桜子

                
        牡丹が日本に中国から入ってきたときはそのほとんどは
        赤だったそうです。奈良時代のことです。


新神楽
花びらは何枚あるのでしょう。
うっとりするような造形です。

        
        玉芙蓉
        白牡丹といふともいへども紅(べに)ほのか  高浜虚子
        本当に中心部はほんのりピンクを帯びてはにかんで
        いるような風情。


島錦
これはまた手の込んだ絞り。

        
        ギュっとつぼんだ花びらが解け初めて、
        緊張が緩んでいくような安堵感を感じる…。


玉緑(たまみどり)
なんと豪華な

        
        白牡丹緋牡丹と瞳(め)の漂白(うかれ)ゆく  つねこ

        牡丹は木だというが、別名は富貴草、深見草、名取草、等など
        イメージは草であるらしい。
       
        贅沢な花見のひと時でした


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