京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

梅雨入り

2015-06-09 20:59:21 | 季節のことば
東京もいよいよ雨の季節になりました。

        
        日に日に色を変えていく紫陽花がうれしそう。

        
        紫陽花の語源は「アズ=集 サアイ=真藍」つまり、美しい藍色を集めた花と
        いう意味で、万葉集にも大伴家持と橘諸兄(たちばなのもろえ)の詠んだ2首が
        登場する。古くから愛でられていた花であったらしい。

              
              大伴家持の歌ではもう紫陽花の文字が使われているので、やはり
              古い時代から紫陽花と書いていたようだ。原種はガクアジサイと
              言われているが日本生まれ、近年は西洋で改良された西洋紫陽花
              も多く出回っている。

        
        花の姿から「四葩(よひら)」と言う優しい名前も持つ。
        
         夏もなほ 心はつきぬあぢさゐのよひらの露に月もすみけり  藤原俊成

              
              梅雨に入ったものと思っていたら、やや…! はやひまわりが。
              ずいぶん背も伸びて、お日様がカンカン照るころはどうなっている
              のかな。

              これからの雨の季節、ちょっと覚悟がいります。腰痛持ちでもあり
              ますし、何か楽しいことを探さなくては!
        

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2 コメント

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アジサイ (スターアニス)
2015-06-10 18:30:06
アジサイの季節ですね。
大伴家持の時代に既に「紫陽花」ですか。
ガクアジサイは純国産なんですね。

今日、東吉野村三尾の山の中でコアジサイの群生を撮ってきました。少し早かったようで・・・あと1週間もすれば満開。甘い香りに包まれてきましたよ。
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スターアニスさんへ ()
2015-06-11 00:25:27
山の中とは、またまた足場が悪いのではありませんか?
でも山に群生している紫陽花はおおらかで色も澄んでいると思います。

紫陽花はお天気になると途端にくったりしてしまいますね。
綺麗な紫陽花のためには雨もやむ無しです。
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